5月3日（木）よりノースカロライナ州で開催される「ワコビア選手権」。タイガー･ウッズが「マスターズ」以来3週間ぶりに出場する他、ワールドランキング上位の選手たちのほぼ全員が顔を揃えるなど、トッププレーヤーたちの競演により大きな盛り上がりが期待される。

しかし！ その開幕前日に行われたプロアマ戦で、トーナメントの本選に勝るとも劣らない盛り上がりを見せた。アスリート界を代表する“ビッグ2”、タイガー・ウッズとマイケル・ジョーダンの競演が実現したのだ。

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“バスケットボール界の神様”と称されるジョーダンは、現役中のころから大のゴルフ好きで知られ、シーズン中でも頻繁にプレーに興じていたほど。これまでゴルフを通じて親交のあった2人だったが、プロアマ戦で共にラウンドをするのはこれが初めて。ニューヨーク州のブルックリンで生まれたジョーダンは、幼少からほとんどの時間をノースカロライナで過ごし、大学もノースカロライナ大に進学。縁の深いこの地で行われるビッグトーナメント、さらにタイガー参戦のタイミングが相まって、今回のプロアマ競演が実現した。

会場には、ゴルフ界とバスケットボール界でナンバーワンの人気を誇る2人を見ようと大勢の観衆が押し寄せ、まるで本選さながらの雰囲気。2人は終始リラックスした表情でプレーを続け、全米中の話題を独占した。翌日からの本選の盛り上がりを予感させる、派手な“前夜祭”となった。