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遼、1アンダーに「初日としては満足」 初の韓国ツアーに戸惑いも

10日(木)に天安市にあるウージョンヒルズCCで開幕した「韓国オープン」初日。石川遼は、19歳の新鋭ダニー・リー(ニュージーランド)と、昨年の韓国ツアーの若き賞金王・ベ・サンムンと同組で、8時18分に1番ティからスタートを切った。

「グリーンの表面は柔らかいけど、ショートアイアンで打ったボールのスピンがほどけて、バックスピンで戻らない」と、プロアマ戦で得た教訓から柔らかめボールを使用。それでもなかなかピンに絡めることができず、3番までパーを重ねる。その中で、4番パー4では2打目をピン手前3メートルにつけ、韓国初バーディを奪取。その後7番をボギー、8番パー5でバーディを奪い、前半を1アンダーで折り返す。後半に入り、12番までにさらに1ストローク伸ばしたが、グリーンを池に囲まれたパー3では手前の池に打ち込み、痛恨のダブルボギー。その後は立て直して最終18番パー5をバーディフィニッシュとし、この日5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「70」(パー71設定)。首位と3打差の1アンダー、12位タイで初日を終えた。

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ニュージーランド、韓国の新鋭とのラウンドに、「2人とも素晴らしい選手だと改めて思いました」と石川。特にドライバーでは後塵を拝す場面も見られ、「2人ともドライバーの飛距離が魅力的。特にべ選手には叶わないと思った」と脱帽。「その中で、最後まで自分のゴルフができたことには十分に満足しています。初日としては良いスタートが切れました」と、初日のプレーを総括した。また、初の韓国ツアーを体験し、日本との違いにも言及した。まずはプレータイム。全体的に進行が遅く、ホールアウトまでにかかった時間は約5時間20分。ティグウランドやセカンド地点で待つことも多く、「日本ではあまり無いことだし、けっこう難しかったですね。待つことは苦労しないけど、リズム面でちょっと…。でも、ジュニアの時は(これくらいの時間は)しょっちゅうだったし、その時を思い出してプレーしていた」と振り返る。

また、この日は2000人を超えるギャラリーが入ったものの、ホールによってはグリーン周辺にギャラリーがほとんどいない箇所も。10番の2打目はピンそば1メートルによるスーパーショットだったが、グリーンからの反応はゼロ。周辺には2、3人のギャラリーしかおらず、「あの時は、早く日本でプレーしたいと思いましたね。ギャラリーの拍手はリズムも出るので」と苦笑していた。

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