今年も22人の新人女子プロゴルファーが誕生した

2009年度のLPGAプロテストが、滋賀県のタラオカントリークラブ西コースで開催された。一次、二次のテストをクリアした112名が出場。2日間の予選で、さらに81名に絞りこまれ最終日のラウンドが行われ、9オーバー20位タイの22名が合格を果たした。

そして、8月の「ヨネックスレディース」から今季後半のほとんどの試合に出場資格が与えられるトップ合格を果たしたのは吉田弓美子だった。2アンダー首位タイからスタートした吉田が、最終日に1ストローク伸ばし通算3アンダーで栄冠を掴んだ。

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「今まで遠征費など面倒をみてくれていた父のおかげです。今の自分の実力では、何試合に出場しても予選落ちになるかもしれないし、シード権を獲得できるとは思っていません。今後も練習を重ね、レベルアップしてシード権獲得を目指します」。レギュラーツアーやステップアップツアーへ何度も出場している吉田だけに、シード獲得の難しさを理解したうえでの慎重な発言となった。

惜しくも1打差の2アンダーでトップ合格を逃したのは、同じ2アンダーからスタートした大江香織。さらに2打差のイーブンパーで3位通過には井上希が入った。

プロのトーナメントで何度も予選突破を果たしてきた竹村真琴は1オーバーの4位タイ、藤本麻子は2オーバーの8位タイで通過。周囲からはどちらがトップ合格かという前評判もあったが、2人ともトップを取れなかった悔しさよりも、テストに合格したことでホッとした表情を浮かべていた。

• 2009年LPGAプロテスト合格者プロフィール