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プロとアマの違いを痛感・・・石川遼のホロ苦い4日間が終幕/コカ・コーラ東海クラシック最終日

「コカ・コーラ東海クラシック」最終日、前日から曲がり始めたショットを修正しきれず、最終日は前日にも増して厳しいプレー内容となった。

「1番苦しんだ1ラウンドでした。辛かったです・・」と、いつになく神妙な様子で石川遼の会見は始まった。「頭を働かせて最善のルートを見つけないといけないし、これだけ頭を使うコースは初めて。体力的には疲れていませんが、精神的な疲れが大きい。ティショットをどう打っても曲がってしまい、簡単にスコアを落としてしまうのが辛かったです。プロになれば、これが3週、4週と続くわけですし、プロとアマとの違いをハッキリ感じました」と意気消沈気味。

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それでも「自分の欠点が分かるし、こういう経験はゴルフ人生で必要だと思う。学べることが多かったという意味では、良かったのかもしれませんね。このような凄い場で経験を積むことで、精神的にも強くなれると思います」と話した。また、米国PGAプレーヤーのカミロ・ビジェガスと同組でラウンドした2日間について「凄いことだと思う。ビジェガスから学べる点を探せば沢山あると思います。とても有意義な2日間でした」と、海外で活躍するトッププレーヤーとのラウンドは、今後の成長に向けて大きな遺産となったようだ。

次戦は、10月11日(木)に開幕する国内男子のメジャー戦「日本オープン」。「スイングの修正は、思い切り変える必要はないと思っています。今回で深いラフを経験できましたし、ラフからでもパーを取れるようにしたいです。自分のスイングに自信を持って、もっと良い経験を積みたいですね」

深いラフに多くのプロが音を上げた、今大会のコースセッティング。最終日に崩れたものの、上位で予選突破を果たした石川遼への評価は、さらに高まったと言って良いだろう。初めて挑む国内メジャー戦「日本オープン」でも、どのような驚きを与えてくれるのか、今から楽しみだ。

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