【宮里美香インタビュー】 「“心機一転”の宮里美香をお見せできれば」
“心機一転”2013年の宮里美香に多くの視線が注がれるシーズンになるはず |
<昨年は同期のステーシー・ルイスがプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得>
「昨年、私がファーストウィナーの賞をいただいて、初めてロレックスのパーティに参加させてもらったんです。そこで、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(以下POY)の受賞者は最後にスピーチするんですね。ステーシーが壇上で10分ぐらいスピーチしているのを聞いて、“あ、すごいな”と。実は私、POYに対してそこまでは理解できていなかったけど、ちょっとは伝わってきた部分がありました。POYの意味がやっと分かった感じでした。いつかはあそこでスピーチしたいな、と本当に思ったし、それがステーシーだったから、またさらに気持ちが強くなりましたね。偉大な賞だと思う。
今まで藍先輩がPOYを目標に置いていて、正直どうゆうことなんだろう、と自分の中に疑問がありましたが・・・。でも今は、表彰式に参加したことによって意味が何となく分かった気がします。私が目標にするのは、もう少し先の段階だと思いますけどね」。
<スタッツについて、今年の具体的な目標は>
「フェアウェイキープ率については、私の中でそれほどこだわりは無いんです(2012年シーズンは84.8%でランキングトップ)。自信を持ってやれているということはありますけど。それよりも、一番気に懸けていきたいのがサンドセーブ率なんです。それだけが一番低くて100位を越えていたので、そこが一番、もっともっと良くしていきたい部分。(オフも)そこに重点を置いてきましたし、良い感じの練習はできました。(メジャー制覇に向けて)私の中では一番のキーになる部分だと思います」。
<賞金ランキング、ワールドランキングについて>
「少しは気になりますね。あまり気にし過ぎても良くないとは思いますけど、ワールドランキングは上に居たい気持ちはあります。実際に去年は10位で終えて、自分の中でびっくりしたところもありました。でも、繰り返しになりますけど、普段通りにやれば結果も数字に現れてくると思うので、そこらへんはあまり意識しなくてもいいかなあと思います」。
(2013年はどのようなシーズンに)
「クラブも新しい契約をして心機一転変わりましたし、スポンサーさんもだんだん付いていただけるようになって、今の私に求められているものは結果だと思っています。そういった意味でも、優勝はもちろん、メジャー制覇も含めて、宮里美香のゴルフをしっかりと作り上げてアピールし、日本の皆さんに良い報告ができるようにしていきたい。“心機一転”の宮里美香をお見せできればなあ、と。ショートゲームがまだまだということもあるので、今とまた違った一面を作り上げていきたい。そこらへんをしっかりと作り上げていきたいですね」。
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