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石川遼

遼、ツアー初のノーボギー! 実り多き首位発進

「サン・クロレラクラシック」初日を迎えた石川遼。総ヤーデージ数7,535ヤードのモンスターコースを制するべく、この日は2番アイアンと5番ウッドをバッグに差し、9番アイアンを抜くセッティングに変えた。「アゲンストの風も吹くと思ったし、いろいろ想定をして決めました」と、考え抜いた末の結論。「朝からすごく体調が良かったし、練習場でも調子が良かった」と、全ての準備を万端に整え1番ティからスタートした。

「とにかくショットが良かった」という石川は、序盤からティショットをことごとくフェアウェイに運ぶ。リズム良くプレーを続ける中、4番でピン右4メートルを沈めてバーディ。6番パー5では、フェアウェイからの2打目を5Wでグリーン手前のバンカーまで運び、1メートルにつけてバーディ。さらに9番パー5では、残り275ヤードの2打目を3Wで放ち、ピン奥3メートルにつけるスーパーショット。これを沈めてイーグルを奪い、4アンダーで前半を終える。

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前半のフェアウェイキープ率は、実に100パーセント。後半もショットの安定性は変わらず、さらにパットのタッチも合い始める。13番パー5では1メートル、14番パー4では5メートルを沈め連続バーディ。最終18番パー4でも2打目を1.5メートルにつけてバーディフィニッシュとし、この日1イーグル、5バーディ、自己ベストタイとなる「65」。昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となる単独首位発進と、絶好のスタートを切った。

ノーボギーのラウンドは、アマチュア時代も含めてレギュラーツアー初となり「自分にとってすごく嬉しい1日」と笑顔。最大のピンチは、8番パー4だった。兼ねてからフェアウェイ左サイドにそびえる木に警戒を口にしていた石川だが、ドライバーで放ったティショットは木の後ろに止まり、グリーンはブラインドに。PWで枝の間を抜いた2打目はグリーンをオーバーしてラフへ。3打目はダフり気味に当たり、グリーンに届かず再びラフ。ここからピン直撃のチップインパーとし、大ピンチを切り抜けた。

145ヤード前後の距離を狙う9番アイアンを抜いた穴は、1番手大きい8番アイアンで距離の幅を調整して補った。11番の2打目では143ヤードの距離が残ったが、8番アイアンでピン右奥4メートルにつけるなど技術でカバー。「今日のクラブセッティングはすごく良かった」と、自ら設定したプラン通りに事が進んでのビッグスコア。2週間後に迫った「全米プロ」に向けても、実り多きラウンドとなった。

2009年 サン・クロレラ クラシック



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