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石川遼

遼「完全にやられました…」難コースと強風に屈す

「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」2日目は、1日を通して強い風が吹きつけ、瞬間最大風速は16.1メートルを記録。ただでさえ難度の高い大洗GCがさらなる牙を向き、石川遼も「今までゴルフをした中で、一番難しいセッティングだった。完全にやられました」と最後まで苦しい展開が続いた。

「朝に起きた時から、今日は厳しくなると思っていた」という石川は、「どんな状況でも3オーバーではあがりたい」という目標を掲げて1番ティからスタート。だが、「風の強さに気持ちが負けて、前半から最後までスイングがブレていました」と、ティショットをいきなり左に曲げてボギー。続く2番パー5でもティショットを左に曲げて林へ。果敢にスライスボールで脱出を図るも、初日のようなミラクルショットの再現はならず、目前の木に当たりトラブルに。このホールをダブルボギーとし、スタートから2ホールで既に3ストローク落としてしまう。

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風がフォローの時は気にならないが、アゲンストのホールでショットのミスが多かったと振り返る石川。「風に勝とう、と思ってしまい力が入ってしまった。体の上下動が起きて逆にスピン量が増えてしまい、サイドスピンも増えてしまった」。その後もティショットを曲げて林に打ち込む場面が目立った上、グリーン上でも「パットでも風の影響はありました」とパーパットを決めきれない。スイングの不調は終盤まで続き、16番パー3で右ラフに打ち込みボギー、17番パー4ではティショットを右の林に打ち込み、辛くも林から一発で脱出してのボギー。ともにフォローの風が吹いていた2ホールを連続ボギーとし、最終的には1バーディ、7ボギー、1ダブルボギーの8オーバー。通算6オーバーの39位タイで予選は突破したものの、その表情は疲れきっているように見えた。

「風に負けないように低いボールを打とうとか、そういう邪念があって、これまでの良いスイングが1日で崩れてしまった」と肩を落とす石川。その中で「こういう天気では、まだまだ通用しないと分かったことが収穫。大きな経験になった」とプラスに捉えていた。テレビインタビュー後は練習場に直行し、早速スイングを修正。「今日の悪いイメージを払拭して、明日からは新しい気持ちでプレーしたい」と、残り2日間の決勝ラウンドに臨む。

2009年 三菱ダイヤモンドカップゴルフ



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