大会主催者から用意されたバースデイケーキを嬉しそうに頬張る藤本麻子

平成2年の5月28日生まれ。「ヨネックスレディス」初日の今日が20回目の誕生日となった藤本麻子。スタートホールで誕生日であることがアナウンスされると、「凄く嬉しかったです」と、気分良くティオフ。20歳最初のホールは1mを沈めるバーディで自ら祝った。

「19歳から20歳というのは、大きいですね。9歳から10歳になる時も、『あー、二桁になる』って思ったけど」と笑う藤本。「ゴルフ自体は変わらないけど、20歳は大人の仲間入りという感じです」と、フル参戦1年目にして賞金ランキング12位につける藤本は胸を張った。

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先週までのランキングを見ると、パーオン率は38位だが、リカバリー率は3位。グリーンを外しても、巧みな小技でスコアを作っていることが分かる。「私はエグザイルが好きで、彼らから勇気や元気を貰っています。私も色んな人に勇気や元気を与えられるような大人になりたいです」。プレー同様、その言葉も既に大人じみている。

大会初日を3バーディ3ボギーのイーブンパー、首位と4打差の9位タイという好位置で終えた藤本。初優勝も狙える位置だが、「今日みたいに1打1打に集中して、トップを意識せずに自分のゴルフをしようと思います」と、明日以降の意気込みを語る。20歳になってやりたいことは「お酒を飲んでみたい」という。解禁早々の勝利の美酒というのも、実にオツなものだろう。（編集部：今岡涼太）

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