上田桃子が首位キープ!2打差で申と不動が追う
2010年 西陣レディスクラシック
期間:04/16〜04/18 場所:熊本空港CC(熊本)
泣き顔から一変!青山加織がギリギリ予選通過
国内女子ツアー「西陣レディスクラシック」の2日目。地元熊本出身の青山加織が、上がり3ホールで3連続ボギーを叩き、通算4オーバーでホールアウト。がっくりと肩を落とし、クラブハウスに引き返してきた。
今季は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で2位タイ、2戦目の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」でも単独4位に入り、5試合を終えた時点で7位と上位につけている。
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そして迎えた今大会は地元熊本での開催のため、気合いを入れて臨んでいるが、その気合いが空回りをしている。「ショットもパットも調子は良いのですが・・・」と話す青山。2オーバー、49位タイからのスタートで、前半は2バーディ、1ボギー。後半も1バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばした状態で終盤の3ホールをも迎えた。
「7番でミスパットしてしまって、8番も悪い流れを作ってしまった。最終9番は、ティショット自体悪くなかったのですが、林まで飛んでしまって2打目が出すだけ。予選カットラインが気になっていたこともありますが、最後はバタバタしてしまいました」と反省点をあげた。
青山は8時10分のトップ組でスタートし、ホールアウトした時点で4オーバーは55位と予選通過のカットラインに及んでいなかった。しかし、その後風が出始め、グリーンが本来の硬さを取り戻し始めると、上位以外の多くの選手がスコアを崩し始めた。
そして通算4オーバーは47位タイで予選突破が確定。「やったー!」と先ほどの半ベソ顔とは対象的に元気いっぱいの笑顔を見せる。シーズン前にはシード権獲得という目標でスタートした青山だが、開幕戦で好成績を残せたので目標を大幅に修正した。「最終戦のリコーカップに出場したい。できれば今季中に優勝もしたい」と。
「今週は絶対に上位に入りたいと思ってやって、このスコアなので正直不安になります。成績を意識して戦うほうが良いのか、意識しないほうが良いのか。どっちなんですかねぇ」と悩む青山。今後、本当に強い選手になるためには、自信を持ってプレーできる気持ちの壁を乗り越える必要がありそうだ。同じ熊本出身で賞金女王を掴んできた不動裕理、古閑美保、上田桃子のようになるために。(編集部:本橋英治)