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自立を目指す、プロ2年目の森田理香子

2009/05/29 19:28

「廣済堂レディス」初日に、2アンダーの7位タイと好スタートを切った森田理香子。先週も15位タイと好結果を残しているが、振り返れば今季第2戦からは6戦連続予選落ちと、シーズン序盤は苦しみを味わっていた。

昨年プロテストに合格した森田は、金田久美子らと同じ19歳。フル参戦1年目となる今年の開幕戦を迎えるにあたり、森田は師匠の足立香澄プロらと確認していたことがある。それは、基本的にはハウスキャディを使うこと、そして移動や食事などのツアー生活を自分一人で行うこと、というものだ。

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「ゴルフ以外、何も出来ない人になりたくない」と森田は言う。近年は帯同キャディを使う選手が増え、ツアーには親やマネージャーが付き従い、あれこれと身の回りの世話を焼く場合が多い。ゴルフだけに集中させたいという気持ちも分かるが、一人でいろんな困難にぶつかって乗り越えていく事も、成長の大きな原動力となるはずだ。

とはいえ、6戦連続で予選落ちを喫した森田は、「気分転換に」と、先週、先々週と2週続けて帯同キャディを起用した。「楽しかったし、勉強になりました」と得るものもあったが、やはりハウスキャディという基本方針は変わらない。ところが、今週の廣済堂カントリー倶楽部は約10年前からセルフプレーでの営業を行っており、ゴルフ場にキャディが居ない。その為ツアーで唯一、全選手が帯同キャディを用意しなければならない大会だ。

ということで、今週の森田のキャディは普段はマネージャーを務める樋上さん。「ほぼお任せです」と、気持ちはハウスキャディで選手を支えている。

2009年 廣済堂レディスゴルフカップ



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