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「自信になります」有村が優勝戦線に急浮上!

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」3日目、有村智恵は6バーディノーボギーの「66」、この日のベストスコアで一気に6つスコアを伸ばして、前日の13位タイから通算2アンダーの5位へとジャンプアップ。首位は通算7アンダーで逃げる全美貞ながら、その背中の見える位置まで浮上を果たした。

スタート前、パットの調子は決して良くなかったという有村。「特にフックラインの調子が悪くてイメージが出なくて・・・」。そんな時、キャディの佐藤賢和氏の「もっと適当にやったらいいんじゃない」という言葉がすっと入った。

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「いつもは、ここに打とうって点で構えてアドレスが固くなって合わなくなってしまうのですが、今日はイメージというか立った感覚で打つようにしました。こういう感じでやっていった方が良いのかなという感触はありましたね」。

4番で「3~4カップ曲がる」という12mのフックラインを沈めると、15番では「5mくらい右を向いて打つ」という18mのフックライン、さらに17番、18番でも同様にフックラインのバーディパットがことごとくカップに消えた。

ショットも上り調子で、この日は「難しいパーパットも無かったし、ほとんどパーオンの良いゴルフができたと思います」と、危なげなく乗り切り「自信になります」と言い切った。

今季は“逆転優勝”という新たな勝ち方も経験済み。「ウイダーで優勝したときも、上に追いつこうとかではなく、自分のゴルフに集中できていたら優勝になったので、最後まで何があるか分からないと思って、自分を見つめてやっていきたいです」。今シーズンを最高の形で締めくくれるか?(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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