2013/07/21全英オープン
松山英樹の浮上と落後に揺れ動いた「全英オープン」3日目。羽川豊がベストショットに選んだのは、松山が4番アイアンで放った4番(パー3)のティショットだった。ピンはグリーン左手前に切られ、風はアゲンスト。84選手がプレーしたこの日、パーオンに成功したのはわずか24人(28.6%)で、ホール難易度は1番という難関ホール。しかし、低めのストレートボールを打った松山の球は、ピン上3メートルにぴたりと止まった。
「メジャーの中でもスコアを落としやすいホール。そのホールでバーディチャンスにつける技術の高さはすごいよね。あそこに打っていける技術は世界レベル。手首を使わないで体の回転で打っていく。手だけで押さえ...