2022/08/04日本プロ

ルーティンに変化 石川遼の朝は素振りから始まる

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 初日(4日)◇グランフィールズCC(静岡県)◇7219yd(パー71) 午前8時15分と早いスタートまで、まだ1時間ほどある。しかし、練習場の石川遼はすでにびっしりと汗をかいていた。理由は6種類の素振り棒。シャフトの先に重りだけがついたタイプが2本、ネックにリング状の重りがついたタイプが3本、普通のクラブのタイプが1本。5週のオープンウィークの間に始めた新たなルーティンから1日が始まる。 「今までより10%くらい力感を出しても、スイングに悪い影響が出にくくなっている。スピードを意識して強化していく」。田中剛コーチと話し合い、固まってきたスイングの力感をさら...
1998/05/29国内男子

土曜朝に予選を消化。藤池が首位をキープ

2日目は雨のためスタート時間が大幅に遅れ、24組の選手がホールアウトできなかった。しかし36ホールを終えた選手の中では、前日ツアーレコードを樹立した藤池昇竜がパープレーに抑えて依然として暫定トップ。 「昨夜は興奮して寝られなかった。今日は下手なスコアだけは出したくなかった」と藤池。 丸山茂樹が伸びてきた。10アンダーとはいかないが9バーディ、2ボギー。7アンダー64をマークして一気に暫定2位。同じ日の女子ツアーでは福嶋晃子が久しぶりに上位に来ているが、男子も丸山が完全復活なのか? 丸山は「集中力をうまく出せるようになってきた。でも気持ちが前向きすぎて10アンダー目の17番ショートのようなホール...
2020/10/11全米女子プロ

朝イチで池ポチャから4パット 渋野日向子“最下位”に「最悪」

◇米国女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(10日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577yd(パー70) 渋野日向子のムービングデーはスタートから激動だった。大会3日目まで通じて最難関ホールの出だし10番で、1Wショットはラフへ。池越えの左サイドにあるピンまでは151ydだが、グリーンエッジまでは130ydを切っていた。ライも悪くなかったという。7Iで「若干ダフった感じ」のセカンドショットは思ったよりも低く出て、そのまま水の中に消えた。 ドロップエリアからの4打目はグリーンから飛び出す勢いで戻り、ギリギリで止まった。そこからきつい上り傾斜にも苦しめられ、初日12番...
2020/07/03米国男子

朝から卵4つにベーコン5枚…ムキムキ・デシャンボーのぶっ飛び食生活

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 初日(2日)◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7340yd(パー72) シーズン再開後、ブライソン・デシャンボーの驚異的な飛距離が毎週の話題になっている。今大会開幕の2日前には、そのパワーを生み出す要因である肉体改造、体重9㎏増のパンプアップにまつわる食生活の詳細を明かした。 「炭水化物とたんぱく質を、2:1の割合で取ること」がデシャンボーの唯一のルール。それさえ守れば、基本的には食べたいものを好きなように食べる! 朝食を例に挙げると「卵を4つ、ベーコン5枚、トーストにプロテインシェークを2本」という具合だ。 ラウンド中はプロテインバーやピーナツバター...
2021/03/26米国女子

朝イチ池ポチャ、紛失球でトリ…畑岡奈紗はVコースで悪戦苦闘

◇米国女子◇キア・クラシック 初日(25日)◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6609yd(パー72) ディフェンディングチャンピオンの挑戦は、最初の1打からつまずいた。畑岡奈紗が出だし10番で放った1Wショットは左サイドの木に当たり、池へ消えた。パー5でボギーをたたく手痛いスタート。11番(パー3)も左足下がりのラフからうまく寄せてパーを拾ったが、懸案だったショットの乱れに表情がくもった。 「練習場ではすごく気持ちよく振り抜けているんですけど、なぜかコースに行くとうまくできなくて…」。調子が悪いときこそ、試合に入ればチェックポイントをシンプルにして修正を試みる。「タイミングとトップが低く...
2017/06/16国内女子

朝の駐車場で出場OKの吉報!香妻琴乃が2位発進

◇国内女子◇ニチレイレディス 初日(16日)◇袖ヶ浦CC新袖C◇6566yd(パー72) 今季のフル出場権を持たない香妻琴乃が1イーグル5バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」でプレーし、4アンダー2位で発進した。繰り上がりで急きょ出場。「出るチャンスがあったときのために準備していた」と好機を生かした。 コースの駐車場で、吉報を聞いたのは午前8時。菊地絵理香が腰痛で欠場し、お鉢が回ってきた。「1時間くらい練習してスタート。準備していたのでバタバタした感じはなかった」と午前9時30分のティオフに間に合わせた。 昨年末の最終QTは44位で、今季は試合数が限られる。火曜日に行われた上位8人に今大...
2024/03/15国内女子

「万々歳」の朝一イーグルでも… 勝みなみは悔いの残る「68」

◇国内女子◇Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日(15日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6456yd(パー72)◇晴れ(観衆1824人) 快晴の初日。4年連続出場の勝みなみは、地元・鹿児島で大ギャラリーに囲まれながら1番(パー5)のティイングエリアに向かった。「平日ですけどたくさんの方が応援に来てくださって、すごくうれしかった」。一際大きな声援を受けてコースに飛び出した。 1番のティショットはドライバー。同組で昨季ドライビングディスタンス1位の神谷そら、同3位の櫻井心那をアウトドライブし、フェアウェイセンターを捉えた。240ydの2打目は3Wでグリーン奥カラーへ。イーグルトライは「...
2020/12/09女子プロレスキュー!

スタート前にやっておくべき即効ドリル 森美穂

「効果的なの練習メニュー」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「のドライビングレンジで、何をどのように練習すれば良いかが分かりません。おすすめの練習法はありますか?」 【森美穂…
2022/09/16国内女子

“朝イチ”スタートでベスト更新 首位発進の後藤未有「早起きは三文の徳」

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日(16日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72) 2000年度生まれ“プラチナ世代”の後藤未有が7バーディ「65」をマークし、7月「ニッポンハムレディス」以来となる今季2度目の首位発進を決めた。 2番で、114ydの2打目を2mに寄せてバーディを奪取。3番で4m、4番は6.5m、5番では2mのパットを立て続けに沈めて4連続バーディとし、流れに乗った。8番でも5.5mのバーディパットを沈めて前半を「31」で折り返すと、後半もさらに2つのバーディを重ねた。 ツアーでのベストスコアを更新する会心のラウンドに「ショ...
2021/04/16米国女子

朝イチ池ポチャにキレず 渋野日向子は“ガッツパー”連発で週末へ

◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目(15日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72) スタートの10番で気持ちよく1Wを振り抜いた渋野日向子はセカンド地点で絶句した。「メチャクチャいいショットだと思って、全然ボールの行方を見てなかった。池に入ったって言われて(ガックリ)って感じです」と苦笑い。左からの風がいつもより弱いと読んで少し右を向いて構えたぶん、池に吸い込まれていた。 さらに短いボギーパットを外しての3パットでダブルボギー。「『えー』って感じでした」と自虐トーンで笑ったが、引きずらなかった。 「スタートのティショットも悪くなかった。ボギーパットも自分の打ちたいところには打てて...
2019/10/23米国男子

朝6時の豪華共演 タイガー・ウッズが孫正義、前澤友作両氏と同組プレー

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70) 千葉県印西市は午前5時53分が日の出だった。その直後の同6時から、タイガー・ウッズとソフトバンクグループの孫正義会長兼社長に、前澤友作大会名誉会長が加わった豪華3サムが、プロアマ戦の第1組として1番ティからスタートした。 この日はギャラリー入場が制限され、報道陣の撮影もクラブハウス周りの数ホールに限定された。「人生で一番緊張するティショットだぁ…」と前澤氏も緊張を隠せない様子だったが、1番をティオフすると、帯同するのは十数人の関係者と数人の記者だけという贅沢な静寂...
2014/05/05植村啓太のフィーリングゴルフ

Lesson.5 スタートホールのティグラウンドで考えることは?

しまいます。 イチの練習場の球筋を念頭に入れて 前回、説明したようにイチの練習場で出た球筋を上手く活用することが、良いラウンドにつながります。例えばスライス系の球が出ていたなら、ティグラウンドの右端…
2013/06/12プロのこだわり5箇条

~プロのこだわり5箇条~ <第34回>堀奈津佳

<1>その日のウェアは起きて、インスピレーションで決める 候補はあるのですが、ウェアに対するこだわりもあるし、その日着るものは起きて決めるようにしています。サマンサタバサさんと契約させて頂いて…
2022/12/14女子プロレスキュー!

3パットを減らす練習グリーンでのインプット術 松原果音

によっても、日々状況が変わるグリーンの速さ。試合で同じコースを連日プレーしていても、毎ホールで距離を合わせることは簡単ではありません。そこで私が重視している点は、の練習グリーンで距離感の目安となる基準を…
2023/07/01国内女子

朝イチの“事故”にも平常心で 岩井明愛が「復習」を経て2勝目へ

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 3日目(1日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)◇雨(観衆4902人) 5位で迎えた3日目。岩井明愛は「風が左から来ていて、ちょっとだけヘッドが開いてしまった」という。1番のティショットは大きく右に曲がり、ロープの外まで飛んだ。 「ツーバウンドしてちょっと当たってしまったみたい。でも、直接当たらなくてまだ安心しました」。2打目地点に着いた時、男性ギャラリーに当てたとわかった。バウンドで勢いが弱まっていたことも幸いし、けがはなかった。 男性にボールを手渡して丁寧にわびた。出だしこそボギーとしたが、その後は平常心を保ってプレーできたという。前...