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「万々歳」の朝一イーグルでも… 勝みなみは悔いの残る「68」

◇国内女子◇Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日(15日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6456yd(パー72)◇晴れ(観衆1824人)

快晴の初日。4年連続出場の勝みなみは、地元・鹿児島で大ギャラリーに囲まれながら1番(パー5)のティイングエリアに向かった。「平日ですけどたくさんの方が応援に来てくださって、すごくうれしかった」。一際大きな声援を受けてコースに飛び出した。

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1番のティショットはドライバー。同組で昨季ドライビングディスタンス1位の神谷そら、同3位の櫻井心那をアウトドライブし、フェアウェイセンターを捉えた。240ydの2打目は3Wでグリーン奥カラーへ。イーグルトライは「難しかった。上からで速かったので『寄ればいいや』と思って打った」と言い、下り6m先のカップに吸い込まれた。

「万々歳」の“おはようイーグル”だったが、前半はその後8ホールで1ボギー。「最初の方でポンポンと2つくらい獲れていれば…」。後半は3バーディ、ノーボギーと伸ばしたが、「スコア以上のゴルフができていたと思う。前半に(チャンスを)決めきれなかったことがすごく悔しい」。内容を下回った「68」に唇をかんだ。

それでも、ともに5学年下の飛ばし屋2人に負けない飛距離を披露した。この日のドライビングディスタンスは258.5ydでフィールド4位。3位の神谷とは6.5yd差。「すごくバランスよく振れている。2人ともドライバーが飛ぶ選手でしたけど、そこまで負けてなかったかな」と、ちょっぴり胸を張った。

首位の鶴岡果恋とは3打差の4アンダー6位スタート。「とりあえず良い位置で上がれた。あしたからもまたたくさん良いプレーをして、皆さんに楽しんでいただけるように」。鹿児島高牧CC開催の本大会はアマチュア時代から出場7回で、最高が昨年の16位。今年の週末こそ、地元をもっと沸かせたい。(鹿児島県姶良市/内山孝志朗)

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