2024/05/17ギアを愉しむ。

0.5インチの差を知る必要はあるのか 一周回って考えるクラブの長さ/ギアを愉しむ。

自分に合う長さは、実は無段階! 43.5、44、44.5、45インチ…。ドライバーの長さ(レングス)は大抵、半インチの単位で推移している。アイアンの番手間も半インチが基本。半インチ(1.27cm)の差を大きいと取るか、微差ととらえるかはプレーヤーにもよるが、工房に行った際に数字を細かく「44.25インチで」「43.75インチで」と指定すると、一発でマニア認定を受けてしまう。そのうえ0.25インチの違いなんて分かるの? と首をかしげられることも避けられない(笑)。 だが、いろいろ試していくと、0.25インチだろうが0.5インチだろうが、数字にとらわれていることに代わりはなく、所詮大ざっぱだという...
2024/05/10PGAツアーオリジナル

“替えない男”ウェブ・シンプソンが8年ぶりにパターチェンジ

火曜日に「(理由は)一貫性を欠いたパッティングだね。僕はいろいろな意味で、ギアに関しては頑固なところがあるのだけど、長い間、継続的に良いパッティングができていなかったので、なんでも受け入れる必要があっ
2024/05/04PGAツアーオリジナル

4番アイアン2本の理由をウェズリー・ブライアンが語る

ギア業界のヘッドラインを飾った。 このアイアン変更は、以下の2点において、特筆すべきものだった。理由その1:彼はPGAツアーで同ブランドを使用する唯一の選手だった。理由その2:その上、くだんの…
2024/05/03ギアを愉しむ。

マッスルバックがやさしい!? 一周回って考えるクラブの難易度/ギアを愉しむ。

「プロが難しいクラブを使っている」という都市伝説 マッスルバックアイアンをキャディバッグに入れていると、同伴者に「難しいクラブを使っていますね」と言われることが多い。硬さ(フレックス)Xのシャフトを使っていても、同じく「難しいスペックですね」となる。小ぶりなサイズのドライバーでも同様。そこにL字パターが加われば、もはやパーフェクト。究極の“難しいセット”が完成する。 以前までは「実は難しくないんですよ」と弁明していたが、理解されることがほぼ皆無なため、今はその使用理由について言及することをやめている。「ですよね、難しく見えますよね」と返すほうが、余程スマートで賢明な対応と心得ている。 クラブは...
2024/05/02中古ギア情報

中古お宝探訪 知られざる「単品アイアン」の世界・ウェッジ編

中古ショップのアイアン売り場で、揃いの“セットではないアイアン”が置かれているエリアをご存じだろうか。いわゆる「単品アイアン」と呼ばれるクラブの束だ。前回はロングアイアンに注目したが、今回はウェッジに目を向けていこう。 単品ウェッジ流行はタイガー・ウッズから 今でこそ「ウェッジは別売り」が一般的になったが、30年前まではプロや上級者もいわゆるアイアンセットに含まれるウェッジを愛用していた。尾崎将司らのブリヂストン「ジャンボMTN3プロシリーズ」や「J‘sチタンマッスル」、米ツアーで人気だったピン「アイ2」、全盛期の青木功が使っていたリンクス「マスターモデル」などはセットの一部として作られた。マ...
2024/04/29PGAツアーオリジナル

パターはスパイダー マキロイ&ローリーの優勝ギア

マキロイ&ローリー組が勝利し、シーズン唯一のダブルス戦を制した。 優勝ギアは以下の通り。 <ロリー・マキロイのギア> ドライバー:テーラーメイド Qi10(9度) シャフト:藤倉コンポジット…
2024/04/26中古ギア情報

中古のお宝探訪 知られざる「単品アイアン」の世界・ロングアイアン編

中古ショップのアイアン売り場で“揃いのセットではないアイアン”が置かれているエリアに目を向けている方はどれだけいるだろうか。いわゆる「単品アイアン」と呼ばれるクラブの束であり、隅っこのキャディバッグに無造作に詰め込まれていることが多い。実はこの中にも魅力的なモノが紛れ込んでいるのだ。 「単品アイアン」増殖の理由とは ジャンボ尾崎の全盛時代、およそ30年前のアイアンセットは、3IからSWまでの10本販売が一般的だった。本数が多く、新品で20万円超はザラで、購入には清水の舞台から飛び降りるぐらいの覚悟が必要だった。 しかし、いまやロングアイアンは7W、9Wなどのショートウッドや、UTといったお助け...
2024/04/13PGAツアーオリジナル

オーガスタで見つけたカッコいい「マスターズ」仕様ギア

、カスタムのゴルフバッグ、アパレル、そしてギアなどの全てが場に出そろうのである。 インスピレーションには事欠かないが、多くは伝統を守ることで刺激を得ている。伝統とは、マスターズのグリーンジャケットに始まり…
2024/04/12中古ギア情報

中古で始める「ボーケイウェッジ」 お買い得はSMいくつ? ギアマニアが指南

PGAツアーをはじめ世界中のプロゴルファーが愛用するタイトリストのボーケイウェッジ。新品単品ウェッジの売り上げは全体の過半数を占めるほどの人気ぶりだ。一般アマチュアのあいだでは「ボーケイを使ってみたいけれど、どうにも種類が多くてどれを選ぶべきかわからない」と言う人も少なくない。中古で購入する際のポイントをまとめてみた。 ボーケイ人気の発端はタイガー・ウッズ 1999年に発売されたボーケイウェッジ人気の火付け役は、タイガー・ウッズだろう。当時タイトリストの契約プロだったウッズは2000年の「全米オープン」から前人未踏のメジャー4連勝。その手にあった「ボーケイウェッジデザインウェッジ」は「200」...