2007/09/20独占インタビュー
佐伯三貴 私がプロになろうと思った瞬間
佐伯はアマチュア時代には中国女子アマや全国高等学校ゴルフ選手権を制し、ナショナルチームメンバーにも選出された逸材。宮里や横峯らの1年年上で、ツアーデビューこそ遅かったものの、その実力は高い評価を得ている彼女の“原点”に迫った。
佐伯の少女時代はゴルフと共にあった。
当時、(男子ツアーの白竜湖オープンを立ち上げるなど、)広島ゴルフ界の盟主と言われた祖父・田中金蔵氏の影響で、自宅には青木功やジャンボ尾崎、海老原清治、飯合肇といったプロ達が頻繁に出入りした。父の佐伯行生氏も、アマチュア競技では上位入賞の常連。物心ついた少女が傍らにあったゴルフクラブを握るのは、至極当然の流れだった。
――ゴルフを...