2021/06/08topics
海外女子メジャー「全米女子オープン」を制した笹生優花の快挙に、国産メーカーのアイアンも貢献していた。使用するのは、2020年5月に契約した三浦技研(兵庫県)の「TC-101」。今大会では5本(5~9番)を投入し、昨夏に国内ツアー初優勝を飾った「NEC軽井沢72」から握るモデルには、笹生の要望をもとにミリ単位の調整が施されていた。
同社担当者の寺村次郎氏によると、笹生が強くこだわったのは「左に行かないアイアン」であること。当初はマッスルバック形状のモデルに興味を示していたが、同社は今後ツアーを戦う上で、ミスヒットの強さも備えるモデルを提案。幾度のフィッティングを経て選ばれたのが、中・上級者に向け...