2002/08/12米国男子
PGAツアー「ビュイック・オープン」最終日
タイガーにとって19大会目のトーナメント優勝がかかる今回の「ビュイック・オープン」。そんな世界ナンバー1の優勝を阻むチャレンジに挑んだのがエステバン・トレドだった。元はメキシコのプロボクサーだったトレドは、怪我が原因でボクシング界を引退し、プロゴルファーに転向した。
そのトレドはタイガーに1打差でスタート。1番でタイガーがバーディを奪い、16アンダーに進めば、トレドも負けじとバーディを奪い15アンダーで、しっかりとマークしていた。5番でタイガーがボギーを叩いたため、一時は首位を分けた。しかし続く6番で、この4日間通じてパットの調子の良いタイガーが見事にラインを読みきり、8メートル級のバーディパ...