2013/01/26アジアン

市原弘大が日本勢最上位/アジアンツアー ファイナルQT最終日

タイのインペリアルレイクビュー&スプリングフィールド・ロイヤルCCで4日間にわたり行われた、今季のアジアンツアー出場権をかけたファイナルQT最終日。日本人選手13名がファイナルに進出した中、市原弘大が通算9アンダーの4位タイでフィニッシュし、日本勢最上位で今季の出場権を手に入れた。 そのほかの日本勢では、塚田好宣がと中里光之介が通算6アンダーの17位タイ、北村晃一が通算5アンダーの21位タイ。上位40位タイ以内の選手は、欧州共催競技などを除くアジアアンツアーのほとんどのトーナメント出場が可能となる。 トップ通過を果たしたのは米国のキム・チャン。最終日に「65」をマークして通算13アンダーでフィ...
2010/08/02プレーヤーズラウンジ

<悲願の復活Vの副産物、すっかり洗濯おじさんになってしまった小山内護>

試合が続くときに選手たちにとってけっこう面倒なのが、やはり洗濯。試合数を見越して着替えを用意してきているとはいえ、宿泊先近くのコインランドリーは、プロゴルファーたちのたまり場だ。しかし、それでも間に合わないという不測の事態もままある。そのひとつがシーズンを通じた出場資格を持たなかった選手が、本人にも思いがけず活躍してしまったときだ。 まさに7月の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」で、40歳にして4年ぶりの復活優勝をあげた小山内護がその状況に陥った。昨年、自身初のシード落ちを喫し、出場優先順位を決めるファイナルQTにも失敗。本戦の出場切符をかけた予選会「マンデートーナメント...
2010/08/16プレーヤーズラウンジ

<優勝シーンに隠された涙ぐましい努力とは・・・>

トーナメント翌日の各紙面を飾る優勝写真。プロのカメラマンの方々の手によって切り取られた感動のシーンは、その影に涙ぐましい努力がある。試合が白熱すればなおのこと。ウィニングパットを決めた瞬間、選手はどちらに向かってガッツポーズをするか?どの方向に向けて、歓喜の雄叫びをあげるか。撮る側もかたときも気が抜けない。 二度とない感動の一瞬。どんなに派手なガッツポーズも、背中しか写っていなければ意味がない。失敗すればすべては無と化して、目も当てられない。掲載するにふさわしい写真が撮れなければ当然、会社から大目玉を食うから、最終日の18番グリーンはまさに真剣勝負だ。リーダーが、パットの構えに入るたびにカメ...
2011/05/07国内男子

高見が首位、石川は8位発進/レジェンドチャリティプロアマ

千葉県の麻倉GCで7日(土)、「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」が開幕した。その初日、51歳の高見和宏が9バーディ、ノーボギーの猛チャージを見せ、2位に4打差をつけて9アンダー単独首位に立った。 2位以下は混戦模様。5アンダーの2位タイに、鈴木亨、平塚哲二、横田真一の3人。4アンダーの5位タイに、室田淳、湯原信光、渡辺司のシニア勢が続いている。石川遼は「体が思ったよりも動かなかった」とショットの精度を欠き、前半9ホールは1ストローク伸ばすにとどまる。それでもホールを重ねるにつれて調子を上げ、後半に3つのバーディを量産。5バーディ、2ボギーの「69」にまとめ、首位に6打差の8位タ...
2007/08/29国内男子

片山晋呉が連覇を狙う! 石川遼はプロツアー2戦目に挑む!

国内男子ツアーの第14戦「フジサンケイクラシック」が、8月30日(木)から9月2日(日)までの4日間、山梨県にある富士桜CCで開催される。 昨年の大会は、最終日に首位からスタートした片山晋呉が、13位タイから猛追したW.リャン(中国)を3打差で振り切り、通算10アンダーとして優勝を飾っている。 今大会一番の注目は、今年5月の「マンシグウェアオープンKSBカップ」でツアー史上最年少優勝を果たしたアマチュアの石川遼(15=杉並学院高校1年)。快挙達成後の「日本アマチュアゴルフ選手権」では予選落ちを喫したものの、「世界ジュニアゴルフ選手権」という大舞台も経験し、先日の「日本ジュニアゴルフ選手権」では...
2011/09/27国内男子

石川遼、ホスト大会3連戦の最後に今季初優勝なるか

国内男子ツアーの第17戦「コカ・コーラ東海クラシック」が、9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開催される。今年は同週に開催される「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が、至近の名古屋GC和合コースで開催されるため、相乗効果も期待できるが、展開次第ではギャラリーの奪い合いとなりそうだ。 昨年の大会は、藤田寛之、兼本貴司、松村道央のプレーオフが行われ、松村が涙のツアー初優勝を果たした。その松村はシーズン終盤戦の「カシオワールドオープン」で2勝目を挙げ、賞金ランキングでは師と仰ぐ谷口徹を上回る5位に入った。今季は未勝利でここまできているが、思い出の...
2011/04/15国内男子

片山晋呉が首位!石川遼は10位タイに浮上

三重県にある東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の2日目、通算9アンダーで、片山晋呉が単独首位に立っている。1打差の通算8アンダー、2位タイに続くのは、白佳和、上井邦浩ら2選手。石川遼は、通算4アンダーの10位タイに浮上。予選通過は通算1オーバーの56位タイまで。ディフェンディングチャンピオンで3連覇がかかっていた小田孔明は、通算5オーバー、94位タイで予選落ちとなっている。 <初日のスコアでさらに気合いが入った片山晋呉> 初日を6アンダー首位タイで終えた片山晋呉は、2日目の朝に目覚めた時や、コースに向かう車の中、さらにスタートするまで...
2010/10/19国内男子

池田、地元で自身初の大会連覇を果たせるか!?

国内男子ツアーの第20戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」が、10月21日(木)から24日(日)までの4日間、千葉県にある袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースで開催される。 昨年大会は、最終日を3位タイからスタートした池田勇太が2打差を逆転。「ぜひ勝ちたかった」という地元の大会で勝利を飾り、18番グリーンで歓喜に沸いた。その後も仲間たちに胴上げされるなど、池田にとって忘れられない一戦となった。 池田は今年もディフェンディングチャンピオンとして出場。これまで今季3試合で逃してきた自身初の大会連覇を、思い入れの深い今大会で果たすことができるか。さらに、先週の「日本オープン」制覇により賞金ラ...
2007/10/16日本オープンゴルフ選手権競技

国内メジャー第3戦! 日本ナンバーワンのタイトルは誰の手に!?

国内男子ツアー第18戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が、10月11日(木)から14日(日)までの4日間、神奈川県にある相模原GC東コースで開催される。今大会は、アマチュア競技で好結果を残した、あるいは大会予選会を突破してきたトップアマチュアら18名も参戦し、トッププロに混じり栄えある称号を狙うメジャー戦だ。 昨年は、最終日に単独首位からスタートしたポール・シーハン(オーストラリア)がそのまま逃げ切り、2位に3打差をつける通算7アンダーで優勝を飾っている。 今年の注目は、現在マネーランクトップを独走中の谷口徹、今季メジャータイトルを獲得している片山晋呉、そしてツアー後半から調子を上げてきた谷原...
2014/07/29国内男子

震災後東北初開催 福島の新規大会にトッププロ集結

国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント」は31日(木)から4日間、福島県のグランディ那須白河で開催される。2011年の東日本大震災以降、初の男子レギュラートーナメントとなる新規大会だ。 過去19年は福島県プロゴルフ協会、福島中央テレビなどの主催で行われてきたローカル大会は、20回開催の節目を迎えてツアーに“昇格”。賞金総額は5000万円と年間の試合で最も低いが、国内のトッププロが多くエントリーした。 現在賞金ランクトップを快走し、2週前の海外メジャー「全英オープン」では最終日に8バーディを奪う猛チャージを見せた小田孔明のほか、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップ...
2010/11/23国内男子

キョンテが賞金王を確定させるか!? シード権争いにも注目!

国内男子ツアーの第23戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」が11月25日(木)から4日間、高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開催される。昨年大会は、小田孔明が通算21アンダーで勝利して大会連覇を達成。石川遼は3打差の単独2位で終えた。 注目は、やはり大詰めに迫った賞金王争いだ。賞金ランクトップのキム・キョンテ(韓国)を、石川が約3,200万円差、先週の「ダンロップフェニックストーナメント」を制した池田勇太が約4,125万円差、藤田寛之が約6,000万円差で追う。 今週、キョンテが優勝すれば賞金王が確定。単独5位以上でも、石川と池田の成績により賞金王を確定させる可能性がある...
2012/07/03国内男子

キョンテ、石川遼などが北の大地で戦う

国内男子ツアーの今季第9戦「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」が、7月5日(木)から8日(日)までの4日間、北海道のザ・ノースカントリークラブで開催される。 昨年は最終日を2位に4打差の単独首位で迎えたキム・キョンテ(韓国)が、通算15アンダーで優勝を果たした。4打差からの逆転を狙った石川遼は、その差を詰めることができず単独2位に終わっている。 昨年優勝を争った2人が今年も揃って出場を予定している。石川は先週、日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」に出場し、チーム戦で韓国に敗れた。しかし、2日目にダブルで引き分けると、最終日のシングルス戦では勝...
2013/10/29国内男子

高速グリーンでの戦い 今年もニューヒーロー誕生?

国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」は31日(木)から4日間、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で行われる。同大会はここ2年、悲願のツアー初優勝者が誕生。一昨年は河野晃一郎、そして昨年はハン・リー(米国)が最終日に首位と5打差をひっくり返して栄冠を勝ち取っている。 ツアーでも屈指の高速グリーンは今年も健在。男子ツアーは前週の「ブリヂストンオープン」を含め、今秋は雨に降られるトーナメントが多かっただけに、天候に恵まれれば、展開は直近の試合とは様変わりするかもしれない。 今季初勝利を目指す池田勇太や谷原秀人、2010年大会を制したキム・キョンテ(韓国)といった実力者が本来の力を発揮できるか注...
2013/10/22国内男子

昨年劇的な勝利を掴んだ谷口徹が大会3連覇に挑む

国内男子ツアー「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2013」が、10月24日(木)から27日(日)までの4日間、千葉県の袖ヶ浦カントリークラブ袖ヶ浦コースで開催される。先週は国内メジャー「日本オープン」が行われ、多くの選手が耐えるゴルフを強いられたが、今週はバーディ合戦でスコアの伸ばし合いが予想される。 昨年は、賞金争いで首位に立つ藤田寛之と、その藤田のライバルにあたる谷口徹による熾烈な優勝争いが行われ、最終18番で2打目を直接カップインさせるイーグルを奪った谷口が劇的な逆転優勝を飾って2年連続で勝利を掴んだ。 大会3連覇を狙う谷口はもちろん、昨年惜敗の藤田も出場。さらに先週、メジャー初タ...
2013/11/26国内男子

松山英樹、史上初のルーキー賞金王誕生なるか?ホストプロ石川遼も参戦

国内男子ツアーは今週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」がフルフィールド最終戦。大詰めを迎えた賞金王争いとともに、来季賞金シードを懸けた賞金ランキング上位70人枠、また最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場者も決定する注目の一戦だ。 昨年は、4日間首位を守った韓国のハン・ジュンゴンが、最終ホールをイーグルで締める完全優勝でツアー2勝目を飾っている。今季トップ10入り3度で賞金ランキング39位につけるハンが、南国土佐で最終戦出場も懸かった大会連覇へと挑む。 一方、賞金王争いでは首位の松山英樹と2位キム・ヒョンソンとの差は約4,294万円。最終戦の優勝賞金は4000万円のため、松山...
2011/06/28国内男子

プライドがぶつかり合う日韓戦!日本は連覇なるか

日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」が7月1日(金)から3日(日)までの3日間、韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで行われる。昨年は「現代キャピタル 韓日プロゴル対抗戦」として韓国・済州島のヘビチCCで行われたが、大会名称、開催コースともに一新して開催される。 両国とも10選手を選出し行われる今大会は、1日目がダブルスによるフォアサム・ストロークプレー、2日目は同じくフォアボール方式で争われ、最終日にシングルスのストロークプレーが行われる。それぞれ「勝ち」で1ポイント、「引き分け」で0.5ポイントを獲得し、3日間の合計ポイント数で勝敗が決まる。 昨年大会は9.5対8.5...
2011/05/24国内男子

連覇を狙うキョンテ、勢いに乗る遼、勇太に注目!

千葉県にある千葉CC 梅郷コースで26日(木)から4日間に渡り、国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」が開催される。ほぼ毎年コースが変わるサーキット方式を採用する今大会、今年は千葉を舞台に戦いが繰り広げられる。 昨年大会は、キム・キョンテ(韓国)が通算15アンダーでツアー初勝利を達成。この1勝から、その後のメジャータイトル獲得、そして賞金王という輝かしいシーズンへの歩みが始まった。大会連覇をかけた一戦、今年も優勝の最有力候補といえるだろう。 そして、ツアー初勝利が待たれる石川遼。先週の「とおとうみ浜松オープン」では小林正則にプレーオフで敗れるも、今季自己最高となる単独2位で終えた。ニ...
2013/09/17国内男子

タレント勢の今季初勝利は生まれるか 松山英樹が参戦

国内男子ツアー「ANAオープン」は18日(木)から4日間、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで行われる。昨年は藤田寛之が最終日にキム・ヒョンソン(韓国)を逆転して優勝。今大会は連覇と今季初勝利をかけた戦いとなる。 シーズン初勝利が待たれる面々は藤田だけではない。何といってもまずは選手会長の池田勇太には大きな期待がかかる。年間4勝をマークした10年に同大会を制し、一昨年7位タイ、昨年は2位タイと好成績をマーク。また、11年大会王者の谷口徹や、2週前の「フジサンケイクラシック」でプレーオフ敗退を喫した谷原秀人、好調をキープしている片山晋呉といったビッグネームの「1勝」は、後半戦のツアーの盛り上が...
2010/09/27プレーヤーズラウンジ

<一生の宝もの!? ウィニングボールの行方は人それぞれのようで…>

勝利を決める、最後の一打!!勝者が歓喜とともにカップに流し込むウィニングボール。ファン垂涎のお宝。しかし、選手にとっては、その考え方も様々なようで…。 たとえば今年8月の関西オープンで、悲願のツアー初優勝をあげた野仲茂はあまりの興奮に我を忘れ、ギャラリーに乞われるまま、観客席に投げ込んでしまった。「つい…」とあとから冷静になって、頭を掻いたがきっと本当は投げないで取っておいて、稼げない時代もへそくりを切り崩して支えてくれた妻の陽子さんに、捧げたかったに違いない。 実際に、勝ち星を重ねて優勝シーンにも慣れてきた選手は自分への記念とか、最愛の人にプレゼントしたいと、ぬかりなくポケットにしのばせて、...