2021/04/26国内女子

ゴルフきょうは何の日<4月26日>

2015年 藤田光里が涙のツアー初優勝 「フジサンケイレディスクラシック」(静岡・川奈ホテルGC富士コース)で藤田光里が悲願のツアー初優勝を果たした。 川奈名物の海風がコースを吹き抜けた最終ラウンド。首位と3打差の3位から出て4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算7アンダーで逆転。6人がトップに並んで迎えた最終18番でグリーン左奥5mのエッジからパターでバーディを決める、ドラマチックなフィナーレだった。 2013年にプロ入りした20歳の藤田は、前年から惜敗が続き、最終日最終組はこの大会で5回目だった。「実感はないですが、最後のバーディパットが決まって本当にうれしかった。頭の中が真っ白になっ...
2021/04/27国内女子

ゴルフきょうは何の日<4月27日>

2008年 上原彩子が悲願の初優勝 「フジサンケイレディスクラシック」(静岡・川奈ホテルGC富士コース)で上原彩子がツアー初優勝を挙げた。 穏やかな天候となった川奈の最終日、首位と5打差の通算2アンダー7位からスタートすると14番で5つ目のバーディを奪い、単独首位に浮上。15、16番でもバーディを奪うなど7バーディ、1ボギーの「66」をマーク、通算8アンダーで制した。 前回07年大会は単独首位で最終日を迎えるも、15番で痛恨のダブルボギーをたたいて失速。「リベンジするために戻ってきた」と15番は初日バーディ、2日目パー、最終日バーディと雪辱を果たすなど、安定したゲーム運びで勝利をたぐり寄せた。...
2021/04/17国内女子

ゴルフきょうは何の日<4月17日>

2005年 横峯さくら 親子タッグで涙のツアー初優勝 横峯さくらが、熊本空港CCで開催された「ライフカードレディス」で念願のツアー初優勝を果たした。 イーブンパーの首位タイから出て16番までスコアを1つ落として、先に通算イーブンパーでホールアウトしたジュリー呂(台湾)を追う展開に。1オーバーで迎えた17番でバーディを奪って追いつくと、18番(パー5)で2オンこそ逃したものの、花道から1mに寄せて連続バーディフィニッシュ。19歳125日での勝利に涙を流して喜んだ。 アテスト後にはジュニア時代からしのぎを削ってきた同年代の宮里藍に祝福されると再び涙が止まらなくなった。前週の「スタジオアリス女子オー...
2021/04/16国内女子

ゴルフきょうは何の日<4月16日>

2006年 不動裕理が通算40勝に到達 6年連続賞金女王の不動裕理がシーズン5戦目の「ライフカードレディス」(熊本空港CC/パー72)で優勝。第2戦に続く2勝目を挙げて区切りの通算40勝に到達した。 地元熊本での大会。2位に3打差の単独首位から出た最終日は、上がり2ホール連続を含む4バーディ、2ボギーの「70」でまとめ、通算8アンダーとして、後続の追い上げをかわして逃げ切った。 地元での優勝は「うれしい」と話したが、通算40勝目到達には「言うほど気にならない」。さらに、「良いことばかりではないので油断してはいけない」と引き締めた不動。その後は優勝がなく、この年の賞金ランキングは15位に終わり、...
2021/04/05国内女子

ゴルフきょうは何の日<4月5日>

2015年 渡邉彩香が逆転Vでツアー2勝目 難コースの葛城GCで、首位と5打差でスタートした渡邉彩香が7バーディ、2ボギーの「67」と最終日のベストスコアをマーク。通算7アンダーで逆転し、ツアー通算2勝目を地元・静岡で飾った。 バーディフィニッシュを決めた最終18番(パー5)では、ティショットを1Wで手堅くフェアウェイど真ん中に運ぶと、2打目を3Wで抑え気味に放ち、残り63yd地点へ。「60から80ydの距離をたくさん練習してきた」と迷いなくSWを振り抜き、ピン右1.5mにピタリ。事実上のウィニングパットを沈め、力強くガッツポーズをつくった。 14年末のオフシーズンでスイング改造に取り組んだが...
2021/03/12ニュース

ゴルフきょうは何の日<3月12日>

2017年 全美貞が史上4人目の生涯10億円突破 高知県の土佐CCで行われた「ヨコハマタイヤPRGRレディス」で全美貞(韓国)がツアー通算25勝目をマーク。 不動裕理、横峯さくら、李知姫(韓国)に次いで史上4人目の生涯獲得賞金額10億円に到達した。 最終日は7位からスタートし、通算7アンダーでトップに並んだ藤崎莉歩とプレーオフへ。1ホール目に7mを沈める劇的バーディで決めた。シーズン初勝利で優勝賞金1440万円を加算し、約10億825万円とした。 ツアー初優勝は2006年。2012年には4勝を挙げて賞金女王に輝いた。ケガやスランプを乗り越え、34歳での大台到達に「こんなに早く達成できるとは思っ...
2021/03/13米国男子

ゴルフきょうは何の日<3月13日>

2005年 ハリントンが大混戦制し米ツアー初V フロリダ州マイアミのザ・カントリークラブ at ミラゾルで行われた「ザ・ホンダクラシック」で、2005年から米ツアーに本格参戦したパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が三つどもえのプレーオフを制し、ツアー初優勝を果たした。 ハリントンは通算5アンダー21位から出て猛チャージ。通算14アンダーで首位に並んだビジェイ・シン(フィジー)、ジョー・オギルビーとのプレーオフへ。18番(パー4)でのサドンデスは1ホール目でオギルビーがボギーをたたき脱落。続く2ホール目でシンが短いパーパットを外して、パーとしたハリントンに軍配が上がった。7打差からの大逆転劇...
2021/03/10国内女子

ゴルフきょうは何の日<3月10日>

2013年 森田理香子 プレーオフで開幕戦制す 国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)で、森田理香子が通算13アンダーで首位に並んだ横峯さくらとのプレーオフを制し、ツアー通算3勝目を挙げた。 首位と1打差の通算9アンダー2位から出て「68」でプレーした森田。同じ最終組で7アンダー3位から出た横峯に最終18番(パー5)のバーディで「66」とされ、土壇場で並ばれた。18番でのプレーオフ1ホール目で、5mのバーディパットを外した横峯に対し、森田が4.5mを沈めて決着をつけた。 プロ6年目の森田は同年、さらに3勝を積み上げてシーズン4勝をマーク。最終戦まで続いた横峯とのし...
2021/03/27国内女子

ゴルフきょうは何の日<3月27日>

2016年 キム・ハヌルが3度目の正直V 国内女子ツアー「アクサレディス in MIYAZAKI」(宮崎・UMKCC)でキム・ハヌルが初日から首位を守る完全優勝を果たした。前2試合はいずれも初日、2日目で首位に立ちながら優勝を逃しており、まさに3度目の正直だった。 2位に1打差の単独首位で出た最終日、瞬間最大9.4mの風が吹く難コンディションで唯一の60台となる「69」と伸ばし、後続を突き放して逃げ切った。 韓国女子ツアーの2011、12年賞金女王の愛称スマイルクイーン。日本ツアーに本格参戦した15年の9月「マンシングウェアレディース東海クラシック」で初優勝を挙げており、この大会でツアー通算2...
2021/03/21国内女子

ゴルフきょうは何の日<3月21日>

2010年 北田瑠衣が2年ぶりV 5打差圧倒 鹿児島高牧CCで行われた「Tポイントレディス」で1打差首位から出た北田瑠衣が2バーディ、2ボギーの「72」でプレー。後続との差を5打に広げ、通算6勝目を挙げた。 「こんなに緊張したことない、っていうくらい、朝から緊張していました」。前半で2つ落として折り返したが、11番、15番でバーディを奪った。 決勝ラウンドに進んだ62人中、この日アンダーパーでラウンドしたのは「70」でプレーした馬場ゆかりのみ。瞬間最大風速18m/sと多くの選手が強風に苦しむ中、安定したプレーで頂点に立った。...
2020/10/05国内女子

ゴルフきょうは何の日<10月5日>

2003年 服部道子 9年ぶりの日本女子オープン制覇 POのドラマ 千葉カントリークラブ野田コースで開催された日本女子オープン。当時35歳の服部道子が李知姫(韓国)をプレーオフで下し、9年ぶりの大会優勝を果たした。 通算1アンダーで並んだプレーオフではドラマが生まれた。16番での2ホール目、グリーン奥に打ち込んだ服部に対し、李は2.5mのバーディチャンスにつけた。服部のアプローチは寄り切らずパーパットを外す。9505人の観客が李の勝利を確信した。 しかし、バーディパットを外しながら70cmを残した李が、このパーパットを外す。さらにボールはカップ淵をなめるように2m転がり、ボギーパットまでも決め...
2020/08/26国内女子

ゴルフきょうは何の日<8月26日>

2012年 アン・ソンジュ通算10勝目 ツアー史上2番目のスピード記録 北海道・桂GCで開催された「ニトリレディス」でアン・ソンジュが優勝、ツアー65試合目で通算10勝目に到達した。1988年のツアー制度施行後では宮里藍の47試合に次ぐ2番目のスピード記録となった。 2打差の単独首位から出て、一時は3打差3位から出た全美貞(韓国)にトップで並ばれたが、最後は2打差をつけて振り切った。 2年連続賞金女王として迎えたシーズン。5月「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で大会連覇を果たしたが、左手首の故障で苦難が続き、「気持ちで負けていた」。4カ月ぶりの勝利に自信を取り戻し、翌週大会...
2020/05/15国内女子

ゴルフきょうは何の日<5月15日>

2005年 宮里藍が8打差の圧勝劇 福岡センチュリーGCで開催された「ヴァーナルレディース」で宮里藍が同年初優勝を8打差で飾った。2日目にコースレコードになる「64」(パー72)をマークし、2位から6打差の単独トップに上がると、最終日も1イーグルを奪った。翌週にはプレーオフを制し、2週連続優勝を達成した。...
2020/05/14国内男子

ゴルフきょうは何の日<5月14日>

2017年 宮里優作が勝利の舞い 地元沖縄のメジャーで2連勝 宮里優作が地元・沖縄県のかねひで喜瀬カントリークラブで行われた国内メジャー「日本プロ選手権 日清カップヌードル杯」を制した。同県独特のファンの指笛が響くなか、2位から出て逆転優勝。ツアー2連勝を達成し、沖縄の喜びの舞い「カチャーシー」を披露した。同年は最終戦でシーズン4勝目を挙げ、史上初となる“選手会長賞金王”を劇的な逆転劇で決めた。...
2020/09/22国内女子

ゴルフきょうは何の日<9月22日>

2013年 横峯さくらがツアー通算20勝目&生涯獲得賞金9億円を突破 愛知県の新南愛知CC美浜コースで行われた「マンシングウェアレディース東海クラシック」で、当時27歳だった横峯さくらがツアー通算20勝目を飾った。首位タイからスタートした最終日、7バーディ2ボギーの「67」でプレーして後続に2打差の通算15アンダーで逃げ切った。 同じく最終組で回った藤本麻子と菊地絵理香の猛追で白熱した戦いを展開させたが、最終18番でウィニングパットを沈めると静かに右手でガッツポーズを見せた。 ツアー通算30勝以上の選手には永久シード権が与えられる。「通算20勝目-。“30勝”は遠いけど、私にとっては節目という...
2020/09/07国内男子

ゴルフきょうは何の日<9月7日>

2014年 岩田寛がプロ11年目でツアー初優勝 国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」で岩田寛が2打差3位から「66」(パー71)をマークし、逆転。当時プロ11年目、33歳で初優勝を挙げた。 富士桜CCの最終18番を同組のブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、一つ後ろの最終組のホ・インヘ(韓国)と首位に並んで迎えた。打ち上げを含め190ydのセカンドショット。右奥のピンに7Iでドローを放ち、右1.2mにつけた。同ホールで最終日唯一となるバーディを奪い、勝負を決めた。 2008年大会では同じ18番で入れれば勝利する1m弱を外し、プレーオフの末敗れた。初優勝までの道のりには、シャイで自虐的に...
2020/10/20国内女子

ゴルフきょうは何の日<10月20日>

2019年 古江彩佳が史上7人目のアマチュア優勝 古江彩佳が「富士通レディース」(千葉・東急セブンハンドレッドクラブ)でツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成した。日本人としては、1973年清元登子、2003年宮里藍、14年勝みなみ、16年畑岡奈紗に続く5人目となった。 2位から出て「2日目までの自分じゃないと感じられた」と課題だった後半に伸ばした。10番(パー5)で3mのバーディパットを沈めて単独首位に躍り出ると、13番(パー3)で2m、14番で4mを決めて連続バーディとして後続を突き放し、6バーディ、1ボギーの「67」をマーク。通算17アンダーで逆転優勝した。 11月に、2000年度生まれ...
2020/09/08国内男子

ゴルフきょうは何の日<9月8日>

2013年 松山英樹 富士桜CC74ホール目のスーパーショット 松山英樹が、東北福祉大学の先輩・谷原秀人、S.J.パク(韓国)とのプレーオフを2ホール目で制した国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。雨が降る富士桜CCの18番で大会史に残るスーパーショットを放った。 2位に4打差をつける単独首位から出て「73」と停滞し、プロ初となるプレーオフに突入。18番で行われた2ホール目、フェアウェイ左サイドのバンカーから第2打を放つ直前にパクのセカンドショットに対する歓声があがった。「S.Jのショットは1mくらいについたと思った。1ピンでは今の自分の調子では絶対に入らない」。ターゲットを絞り込み、残り...
2020/12/24小林至のゴルフ余聞

ゴルフで知った米国人の「Winner takes all」精神

エリート層に散見されるタイプであることを、ゴルフをともにすることで体感してきたからである。 アメリカは成功者を讃える国だ。その単純明快さが、世界中の才能をひきつけ、実際に成功したときの果実は桁違いで…