2006/10/29GDOEYE
ベテランの駆け引きで今季2勝目を達成した福嶋晃子
武蔵丘ゴルフコース4番ホール。このホールは、179ヤードと距離のある谷越えのパー3で、最終日の平均ストロークは3.2034、難易度は18ホール中4番目と、選手たちがスタートしてから最初に迎える難関だ。最終日、最終組の3人がこのホールに着いた時には、当然のごとく、まだ2組前の選手達がグリーン上でプレーをしていた。
4番ティからグリーンへと続く吊り橋は選手及び関係者しか使用出来ない為、多くのギャラリーは迂回路を通って4番グリーンへと先回りする。ティグラウンドでは前の組が順番待ち。スタート早々訪れた、このエアポケットのような空間で、直前にバーディを奪って追撃体制に入った宮里は、はやる気持ちを抑えつつ...