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松山英樹が1打差2位で最終日へ/アジアアマチュア選手権 3日目

優勝者に来年の海外メジャー「マスターズ」の出場権が付与される「アジアアマチュア選手権」3日目。シンガポールのアイランドカントリークラブ・ニューコースで第2ラウンドの未消化分と、第3ラウンドが行われ、昨年王者の松山英樹(東北福祉大2年)が、トップのベン・キャンベル(ニュージーランド)に1打差の通算13アンダーの単独2位で最終日を迎えることになった。

首位との5打差を追い、6アンダー・5位から第3ラウンドを開始した松山は、前半アウトで2つのバーディを奪った。すると後半にさらにエンジンをかけ、17番までに5つのバーディを決めて、一時は首位タイに浮上。最終18番では2メートルのチャンスを逃してパーフィニッシュとなったが「65」をマークしてトップに肉薄した。勝負の最終ラウンドを前に「オーガスタに行きたくて、行きたくて…。気持ちが抑えきれない」と松山。「明日はその気持ちをうまくコントロールしたい」と自らに言い聞かせるように話した。

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16歳の伊藤誠道(杉並学院高1年)は通算8アンダーの5位タイ、浅地洋佑(杉並学院高3年)は1アンダーの22位タイから「67」をマークして通算6アンダーの9位に浮上。出場した6人の日本勢は全員予選を通過しており、富村真治(東北福祉大3年)と川村昌弘(福井工大付属高3年)は通算2アンダーの19位タイ、小西健太(瀬戸内高2年)は通算6オーバーの46位タイとなっている。

4日間、72ホールのストロークプレーで争われる大会は2日(日)が最終日。優勝者は来年のマスターズ出場権のほか、全英オープンの最終予選会、今年のアジアンツアー「タイランド選手権」参戦の権利も獲得する。

松山英樹
「今日の調子は昨日よりは良かったけど、初日に比べるとまだまだ。明日もこれまでと同じ気持ちでラウンドするけれど、他の上位の選手たちより、オーガスタを経験して、知ってしまっているので、プレッシャーがかかるラウンドになると思う。でも今まで通りにいきたい。去年は全く緊張しないまま勝ってしまって、オーガスタもまだ知らずにノビノビできていた。でも今年はそうはいかない。今まで以上にプレッシャーがかかると思う。それを自分なりにどう対処できるか」

伊藤誠道
「今日は本当にもったいないボギーが2つあった。悔しいラウンドでもあり、うれしいラウンドでもあった。ダメだったアイアンショットが良くなってくれたし、パットもかみ合った。明日はもうとにかく、ボギーを打たないでバーディを取っていくしかない。あとがないから、攻めまくりたい。優勝?これで少しは圏内に残ったかな」

浅地洋佑
「やっと最後の最後にパットも決まりどころで決まってくれて。ほんと、やっとって感じですね。今日はパットが上りのラインに付いてくれてたんで、ちゃんと打てていけた。明日は今日の後半のように、ガンガン攻めて1つでも多くのバーディをとりたい。優勝は難しいけど、少しでも上に近づけるようにしたい」

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