2004/10/23欧州男子

強豪勢が急浮上 ヒメネスが2位タイに!

スペインにあるクラブ・デ・カンポで行われている、欧州ツアー第37戦「オープン・デ・マドリード」の2日目。大会初日首位に立ったジュリアン・クレメント(スイス)がスコアに伸び悩む中、後続勢がスコアを伸ばして順位に大きな変動があった。 予選ラウンドを終えて首位に立ったのは、4アンダー4位タイからスタートのポール・ブロードハースト(イングランド)だ。前半から確実にバーディを積み重ねていったハーストは、7バーディ1ボギーでラウンドし2桁アンダーに乗せている。 また、通算9アンダーの2位タイにはミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)など3人がつけている。前半で3つスコアを伸ばし勢いに乗ると、後半からは怒涛...
2004/10/22欧州男子

若手のクレメントが首位奪取 地元のヒメネスは静かな出だし

欧州ツアー第37戦「オープン・デ・マドリード」が、スペインにあるクラブ・デ・カンポで開幕した。スペインシリーズ3連戦の第2戦、大会初日に好スタートを切ったのは、23歳スイス出身のジュリアン・クレメントだ。 この日パッティングが冴え渡ったクレメントは、8つのバーディを量産。1つボギーをたたくも、7アンダーで単独首位に立った。2打差で追う2位には、ヨハン・エドフォーズ(スウェーデン)、テリー・プライス(オーストラリア)の2人がつけている。 そして3打差の4位グループには、今季2勝を挙げ若手成長株のトレバー・イメルマン(南アフリカ)。またベテランのコリン・モンゴメリー(スコットランド)は、3アンダー...
2004/10/19欧州男子

地元スペイン勢 今度はヒメネスが出場

欧州ツアー第37戦「オープン・デ・マドリード」が10月21日(木)から10月24日(日)までの4日間、スペインにあるクラブ・デ・カンポで開催される。スペインシリーズ3連戦の第2戦、今週を含め残り2試合となった。 昨年の大会は、4打差リードでスタートしたポール・ケーシー(イングランド)が、猛チャージをかけてきたリカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)に逆転された。優勝したゴンザレスはスペインのコースと相性が良く、4月に行われた「オープン・デ・セビリア」で優勝を果たしている。少しでも上位に食い込みたいところ。 そのほか地元からはミゲル・アンヘル・ヒメネス、スコットランド出身のコリン・モンゴメリーなど強...
2004/10/18欧州男子

“神の子”ガルシアが地元で優勝を飾る

スペインのマヨルカ島にあるプラゴルフクラブで開催されている、欧州ツアー第36戦「マヨルカクラシック」の最終日。地元出身のセルヒオ・ガルシアが欧州ツアーで久々の優勝を飾った。 首位スタートのガルシアは、出だしの1、2番で連続ボギーをたたいてしまい出鼻をくじかれたが、尻上がりに調子を上げ前半をイーブンパーで折り返す。後半に入っても勢いはとまらず3つのバーディを奪って後続勢を突き放し、通算12アンダーで優勝を果たした。 一方、初優勝を狙うサイモン・カーン(イングランド)は、前半で1スコアを落として後退。後半もスコアを伸ばせず通算8アンダーの2位で競技を終えた。 そのほか、地元出身のホセ・マリア・オラ...
2004/10/18欧州男子

セベ、プレーヤーを抜いた!エルスが接戦制し、今大会最多6勝目!

イングランドのウェントワースクラブで開催されている、欧州ツアーイベントの1つ、「HSBCワールドマッチプレーチャンピオンシップ」の最終日。アーニー・エルス(南アフリカ)とリー・ウェストウッド(イングランド)による決勝戦が行われ、接戦の末エルスが今大会最多となる6勝目を挙げた。ゴルフ界の大先輩でもあるセベ・バレステロス、ゲーリー・プレーヤーの5勝を抜き、大記録達成となった。 決勝戦の序盤は互角の戦い。エルスがイーグルを奪えば、負けじとウェストウッドもイーグルで返し、決勝戦にふさわしいレベルの高い試合となった。両者譲らないまま、オールスクエアで前半18ホールを終了。 迎えた後半の18ホール、先に仕...
2004/10/17欧州男子

S.ガルシアがS.カーンに追いつき首位に!

スペインのマヨルカ島にあるプラゴルフクラブで開催されている、欧州ツアー第36戦「マヨルカクラシック」の2日目。この日予選ラウンドの残りと、決勝の第3ラウンドが行われた。 上位陣が伸び悩む中、この日首位に立ったのは、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とサイモン・カーン(イングランド)の2人。ガルシアはこの日4バーディ2ボギーのラウンドで、2位タイから首位に浮上。2002年「カナリアアンオープン de エスパーニャ」以来、久々に欧州ツアーで優勝するのか。 また、カーンは予選ラウンドとは打って変わり、パッティングが決まらず我慢のゴルフを強いられる。3バーディ4ボギーのラウンドで1つスコアを落としてしまい...
2004/10/17欧州男子

エルス大会連覇に王手!相手は地元出身のウェストウッド

イングランドのウェントワースクラブで開催されている、欧州ツアーイベントの1つ、「HSBCワールドマッチプレーチャンピオンシップ」の3日目。2日目の残りの2回戦のミゲル・アンヘル・ヒメネス、ベルンハルト・ランガー戦と準決勝が行われた。 ベスト4の最後のイスを争っていたヒメネスとランガーは、終盤ランガーに詰め寄られるも、ヒメネスがなんとか振り切り2アップで勝利した。 そして迎えた準決勝第1マッチは、連覇を狙うアーニー・エルスとパドレイグ・ハリントンの対戦。ハリントンは2日目の途中で親指を痛めた影響が出たのか、思うようにプレーできず、前半の18ホールでエルスが3アップ。後半ハリントンが必死に追い上げ...
2004/04/12マスターズ

レフティ2連覇!ミケルソン悲願のメジャー制覇!!

2004年のメジャー第1戦「マスターズ」は、最終日も白熱した展開が続いた。首位でスタートしたフィル・ミケルソンとクリス・ディマルコが前半スコアを崩し大混戦に。集団を抜け出したのは、メジャー3勝しているアーニー・エルス(南アフリカ)だった。エルスは8番パー5でイーグルを奪うと、13番パー5でもイーグル。15番パー5でもバーディを奪い8アンダー、2位以下に3ストロークのリードを奪った。このままエルスが逃げ切るような展開とも思えたが、そう簡単に終わらないのがマスターズだ。 一時はエルスに3打差つけられたミケルソンがバックナインに入り追い上げを見せ始めた。12番パー3でバーディを奪うと13、14番でも...
2004/04/11マスターズ

ついに来たかミケルソン!!ディマルコも一歩も引かず最終日へ

イングランドの23歳ジャスティン・ローズが6アンダーの単独首位で迎えた「マスターズ」3日目。マスターズ史上初日単独首位で逃げ切っての完全優勝は出ておらず、どこまでローズがスコアを伸ばすか注目された。しかしスタートから3連続ボギーとつまづくと、その後もペースを取り戻すことができず9ボギー「81」を叩き優勝争いから遠ざかってしまった。 代わって首位争いに浮上したのがアーニー・エルス(南アフリカ)とフィル・ミケルソン、クリス・ディマルコの3人だった。メジャー3勝を誇るエルスは、前半2つスコアを伸ばし首位に並んだが、11番ホールでティショットを左の林奥に打ち込んでしまった。ボールは木屑に埋もれていたが...
2004/04/10マスターズ

タイガー14位で決勝ラウンドへ!日本の2人は無念!

2004年のメジャー初戦「マスターズ」は、初日が日没サスペンデッドになったため、2日目は早朝から選手たちがコースに姿を現した。そして、第2ラウンドに入ったが、天候が回復しフェアウェイは本来の硬さを取り戻し、オーガスタ攻略法を知る選手がスコアを伸ばし始めた。 首位は初日と変わらずジャスティン・ローズ(イングランド)。2日間で8つのバーディを奪ったローズは、11番ホールだけは2日続けてボギーを叩いた。しかし、その他のホールでは終始落ち着いたプレーで6アンダーまで伸ばしている。 2打差の2位にマスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が浮上してきた。13番パー5でイーグルを奪ったオラサバル...
2004/04/09マスターズ

丸山悪夢の12番!伊沢、タイガーも出遅れた!!

2004メジャー第1戦「マスターズ」が、ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルゴルフクラブで開幕した。練習ラウンドは好天続きだったが、初日は朝から小雨まじりの不安定な天候になってしまった。午後に入ると落雷が接近し2時間中断、進行の遅れが影響し日没サスペンデッドになった。 暫定だが、単独首位に立ったのは、5アンダーのジャスティン・ローズ(イングランド)。早い時間にスタートした選手の方が比較的好スコアをマーク。ローズは8時22分、3組目にスタートし順調にスコアを伸ばした。2連続バーディでスタートし上がり2ホールも連続バーディ、2位に2打差のリードを奪っている。 ローズを2打差で追うのはクリス...
2004/04/06マスターズ

伊沢・丸山のオーガスタ入り!練習ラウンドは晴天なり

2004年のメジャートーナメント第一弾「マスターズ」が、4月8日(木)から11(日)までの4日間、ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルゴルフクラブで開催される。世界中のゴルフファンが注目する「マスターズ」はゴルフの祭典として日本でも知られている。 全てのゴルファーの憧れの地に、今年日本から参戦するのは丸山茂樹と伊沢利光の2人だ。今シーズン開幕から好調の丸山、昨シーズン日本の賞金王に返り咲いた伊沢、ともに世界ランキングによる出場資格をもち、予選通過はもちろん優勝争いの期待も高い。2人はすでにオーガスタでの練習ラウンドを開始している。練習ラウンド初日は、好天に恵まれた。丸山と伊沢は同じ組で...
2004/07/26欧州男子

P.ハリントンなど強豪を抑えラムフォードが逆転V

アイルランドのCo ロースGCで行われている、欧州ツアー第27戦「ニッサン・アイルランドオープン」の最終日。3日間首位をキープしていたピーター・ロナード(オーストラリア)スコアに伸び悩む中、2位につけていたブレット・ラムフォード(オーストラリア)が逆転優勝を飾った。大会史上初となるオーストラリア出身の選手となった。 ラムフォードは、前半からアグレッシブなゴルフを展開し、8バーディ3ボギーとスコアを5つ伸ばして通算14アンダー。2位以下に4打差をつける圧勝で、2003年「Aa St オマールオープン」以来、1年ぶりの勝利を収めた。 また、通算10アンダーの2位タイに入ったのは、パドレイク・ハリン...
2004/07/25欧州男子

P.ロナードが3日間首位を守る!完全優勝に王手

アイルランドのCo ロースGCで行われている、欧州ツアー第27戦「ニッサン・アイルランドオープン」の3日目。各選手スコアに伸び悩み後続勢が追い上げを図れず、上位争いはピーター・ロナード(オーストラリア)、ブレット・ラムフォード(オーストラリア)、ジェームス・キングストン(南アフリカ)の3人に絞られてきた。 依然首位を走るのはピーター・ロナード。7番パー3でトリプルボギーを叩くなど、苦しい場面もあったが、この日をイーブンパーでまとめて通算10アンダーをキープ。 また、2位に浮上してきたのはラムフォード。この日3バーディ1ボギーと堅実なラウンドで通算9アンダーまで伸ばした。そして、首位と2打差の3...
2004/07/24欧州男子

P.ロナードが首位を堅守 佐藤は予選通過ならず

アイルランドのCo ロースGCで行われている、欧州ツアー第27戦「ニッサン・アイルランドオープン」の2日目。上位陣が確実にスコアを伸ばし始めた。 首位からスタートしたピーター・ロナード(オーストラリア)は、出入りの激しいゴルフを展開するも、1イーグル3バーディ3ボギーとこの日2つスコアを伸ばして、通算10アンダーの単独首位をキープした。一方、もう一人首位からスタートしたニック・オハーン(オーストラリア)は、2つスコアを落として通算6アンダーの9位タイに後退している。 また、2打差の2位タイにつけたのは、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)とジェームス・キングストン(南アフリカ)の2人。強...
2004/07/23欧州男子

豪州出身P.ロナードとN.オハーンが首位!佐藤は48位タイ

欧州ツアー第27戦「ニッサン・アイルランドオープン」が、アイルランドのCo ロースGCで開幕した。大会初日、ピーター・ロナードとニック・オハーンのオーストラリア勢2人が首位に立っている。 インコースからスタートしたロナードは、出だしの10番でボギーを叩くも、その後はバーディラッシュを披露。6番パー5ではイーグルを決めるなど、7つのバーディを奪って8アンダーまで伸ばした。 また、オハーンも序盤でボギーを叩いたがその後バーディを積み重ね、ロナードと同じく6番ではイーグルを決める快進撃。大会初日にすばらしいスタートダッシュを見せた。 一方注目選手たちは、マイケル・キャンベル(ニュージーランド)、ダレ...
2004/07/20欧州男子

リフレッシュした佐藤が欧州の強豪勢に挑む

欧州ツアー第27戦「ニッサン・アイルランドオープン」が7月22日(木)から7月25日(日)までの4日間、アイルランドのCo ロースGCで開催される。1975年から始まった大会で、昨年から日産自動車がメインスポンサーとなっている。 昨年の大会は、上位陣が大混戦となり、ピーター・ヘドブロム、トーマス・ビヨーン、マイケル・キャンベルによるプレーオフへ突入した。プレーオフ1ホール目、キャンベルがバーディを奪って優勝を決めた。7月に行われた「The Barclaysスコットランドオープン」で2位に入るなど調子が上向いているだけに、大会連覇の期待がかかる。 今大会の注目選手は、ビヨーンやダレン・クラークと...
2004/07/19全英オープン

エルス、ミケルソンを蹴落とす堂々のプレーで日本でお馴染みのトッド・ハミルトンがメジャー初制覇!!

スコットランドのロイヤルトゥルーンGCで開催された第133回「全英オープン」最終日。やや風が強くなることもあったがリンクスとしては好天候。「全英オープン」としては珍しく4日間とも天気に恵まれた戦いとなったこの日、優勝候補の筆頭に挙げられていたアーニー・エルスとフィル・ミケルソン、そして日本ツアー育ちのトッド・ハミルトンの3人による大接戦が繰り広げられた。 前半の9ホール終了時点では9アンダーでハミルトン、エルス、ミケルソンの3人がトップに並んだ。この接戦から最初に脱落したかと思われたのはエルスだった。10番で痛恨のダブルボギーをたたきハミルトン、ミケルソンに2打差をつけられる展開。11番でもピ...
2004/07/18全英オープン

日本ツアーでお馴染みのT.ハミルトンがトップ!2位にエルス、3位にミケルソンとグーセン、タイガーも優勝圏内!

スコットランドのロイヤルトゥルーンGCで開催中の第133回「全英オープン」3日目。最終組がスタートした直後、強い雨と風が選手を襲ったがすぐに回復。リンクス特有の悪天候は3日目も影を潜めた。 トータル8アンダーでトップに立ったのは昨年まで日本ツアーで活躍していたトッド・ハミルトン。3日目のベストスコアとなる4アンダー「67」でラウンドし、2日目の5位タイから浮上してきた。今季主戦場を米ツアーに移したハミルトンは3月の「ザ・ホンダクラシック」で米ツアー初優勝。勢いに乗って初メジャー制覇まで成し遂げられるのか。日本ツアー育ちのハミルトンだけに期待がかかる。 このハミルトンを1打差で追うのがアーニー・...
2004/07/17全英オープン

エルス、ミケルソン、シンなどの強豪が上位に!

スコットランドのロイヤルトゥルーンGCで開催中の第133回「全英オープン」2日目。この日のベストスコアとなる「66」でラウンドした米国のスキップ・ケンドールがトータル7アンダーでトップに立った。 ケンドールはPGAツアー未勝利の選手。まだ優勝を占なうには時期尚早であるが、昨年のベン・カーティスに続いてのシンデレラボーイ誕生が期待される。さらに、1打差の2位には初日トップに立っていたフランスのトーマス・レベが、2打差の3位タイには韓国の崔京周とイングランドのバリー・レーンがつけている。 優勝候補の筆頭に挙げられている強豪もスコアを伸ばしてきた。中でもフィル・ミケルソンが初日の73位タイから10位...