2022/05/10topics
国内男子ツアー「中日クラウンズ」で、3位から最終日をスタートした稲森佑貴が鮮やかな逆転優勝を決めた。稲森といえば正確無比なティショットで知られるが、一方で注目されているのが好調なパットを支えたオデッセイの「ELEVEN(イレブン)パター」だ。今季1勝の比嘉一貴のほか、片山晋呉、秋吉翔太ら7人が同大会で使用するなど、切り替える選手が増えているという。男子ツアーで存在感を増している理由を、プロゴルファーの中井学がプレーヤー目線で考察する。
プロにとって“鬼に金棒”
今年2月に登場した新作ネオマレット型パターの特徴は、ソール前方のトウとヒール側にそれぞれ10gのウェイトを配置し、重心をフェース側に寄...