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2016年 アルフレッド・ダンヒル選手権
期間:12/01〜12/04 場所:レオパルドクリークCC(南アフリカ)

ストーンが母国でツアー通算2勝目

地元人気のブランドン・ストーンが7打差で「アルフレッド・ダンヒル選手権」を制し、ヨーロピアンツアー2勝目を手にした。

南アフリカのストーンは最終日のレパードクリークを「67」で回り、通算22アンダーとして、1月に優勝した「BMW南アフリカオープン」に続く今年2度目のツアー制覇を果たした。単独2位には最終日をノーボギーの「67」でラウンドし、通算15アンダーとしたリチャード・スターンが入り、その1打後方の単独3位にはベルギーのトーマス・デトリーが入った。

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後続に3打差をつけて最終日をスタートしたストーンだったが、大会4勝のシュワルツェルが出だし6ホールで3つのバーディを奪って通算17アンダーとし、最終ラウンドは早い段階で2人が首位を分け合う展開となった。しかし、出だしの5ホールをパーとしたストーンは、6番でバーディを奪い、再び単独首位へと抜け出した。シュワルツェルが7番でボギーを叩き、同じホールで23歳のストーンが4.5メートルのバーディパットを決めたことで、再びストーンと後続との差は3ストロークとなった。

ストーンは8番でボギーを叩き、通算18アンダーとするも、10番でバンカーから直接決めてしてこの日3つ目のバーディを奪い、見事なかたちでバウンスバックを遂げた。ストーンは11番でもバーディを奪い、続く12番では見事なパーセーブで勢いを持続させた。すると、ストーンは13番と14番で連続バーディを奪い、通算22アンダーとして後続に6打差をつけた。

その後、シュワルツェルがパー5の15番でトリプルボギーを叩いたことで、ストーンは2位に浮上したスターンに対し7打差と、完全に独走状態に入った。ストーンは17番でこの日2つ目のボギーを叩くも、最終ホールをバーディで締め括り、通算22アンダーで大会を終えた。

新シーズンを勝利でスタートしたことに喜びを見せるストーンは、「クリスマス前にこの勝利を挙げたことはもちろん最高だけど、もっと重要なのは、『レース・トゥ・ドバイ』で、すばらしいスタートを切ることができたことだね」と述べた。「今年(昨季)は50位だったけれど、更に上を目指しているし、その上でこの勝利は完璧な足掛かりとなったね。フロントナインでは、一時首位タイになった。でも、自分のゲームプランは1、2アンダーでハーフターンして、バックナインでスコアを伸ばそうというものだったから、焦りはなかったよ」

「それが木曜に決めたゲームプランだったし、今日も同じゲームプランで行こうと決めていたんだ。バックナインではスコアを伸ばせるのは分かっていたし、後半出だしの3ホールで幾つかすばらしいパットを決めて勢い付くことができたね。今週は最初のホールから最後のホールまでショットが最高だったね。今週僕がマークした通算22アンダーというスコアをここで出すのは簡単なことじゃないんだ。これを達成するのは、特別なことなんだよ」。

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