1999/10/15国内女子

ついに出た? 服部道子

去年の賞金女王。しかし今季はパッとせず悔しい思いをしてきた服部道子が、ようやくトーナメントをリードした。 服部道子は連続バーディの出だし。順調にバーディを放りこんでいった。「2番は7メートル、7番は8メートル。長いのが入ってくれました。バットは好調です。自分の思ったところへ打てている感じでした」 最近はショットが不安定でゴルフも「日替わり」状態という。だがミスショットの原因がだんだんつかめてきた。「最近はショットも手応えを感じれるようになってきた」という。 西田智慧子が上位に顔を出すのも久しぶりだ。3番でボギーとしたものの、あとは5バーディ。「先週、いろいろ気がついたことがあって・・」という。...
1999/10/07国内女子

まずL.デービースが好スタート

TaKaRa WORLD INVITATIONALの第1ラウンドが始まった。初日首位には、68をマークしたローラ・デービース、城戸富貴、大城あかねが並んだ。追いかけるのは3アンダーの入江由香と黄ゲッキン。6位グループに塩谷育代、リサロッテ・ノイマンら6人がいる。 大城あかねは初日を首位というのは今季はじめて。「自分としてはショットがよかった。でもパターのほうがもっとよかったかな」 今日はショットがいいだけにボギーなしで行きたいと思いながらラウンドしていたという。結果は4バーディ、ボギーなし。 普段持ち球にしているショットはフェードだが、先週までは引っかかってばかりだった。姉に見てもらい引っかか...
1999/10/01国内女子

金愛淑が初日をリード

今年から開催の新設大阪女子オープン初日。68をマークしてトップに立ったのは韓国の金愛淑。1打差2位には岡田美智子・赤木由美子・金萬壽が並ぶ。城戸富貴・中野晶・韓熙圓ら6人は5位グループ。 首位の金愛淑は4バーディ、ボギーなしとした今日の内容を「ボギーなしの4アンダーは満足しています」 このコースは飛距離よりも正確なゴルフが要求される。インコースでドライバーを使用したのはたったの2度。「飛ばしをセーブするのは難しいです。勇気のいることでした」 抑えて抑えて、落とし所を決めてショットしていた。「うまくいきました。それを実行したのがよい結果につながりました」 ショットが冴えていた金は、5番では1ピン...
1998/08/28国内女子

橋本愛子、平田充代が首位に並ぶ!

大雨の東日本をのがれて長崎県・野母崎GCでの五洋建設レディース。回復してきた橋本愛子がようやく本領発揮。また平田充代も首位タイに並んだ。 橋本愛子はボギーなしの5バーディ。「1年間休んでましたから。初日トップなんていつ以来か覚えてもいません」と橋本。1年の休場を繰り戻すには1年はかかると覚悟していた。「ボギーを打たないゴルフができたのはよかった。勝ちたいとは思いますが、でもそれは明日が終わってからの話ですね」 ショットが良くないときは「日頃やってないショットがうまくいくわけない」と冷静に対処している。年間3勝をあげたこともある かつてのトッププロが少しずつ、薄紙をはぐように本来の自分を取り戻そ...
1998/08/21国内女子

山崎千佳代、4アンダー単独首位

30度を越える暑さの初日。リードを奪ったのは山崎千佳代。2位グループには高村博美、高村亜紀、井上陽子と強豪が顔をそろえた。 山崎千佳代は5バーディ、1ボギー。「上出来です。グリーンは小さいし野芝のラフなのでコースは難しいです」と山崎。オフに胃をこわして普段は65~66キロの体重が54キロまで落ちた。スマートになったのはいいが、飛距離がでない。ようやく59キロまで回復して「春先よりは飛ぶようになってきました」 特に飛ばしたいという意識はない。しかし飛距離はやはり平均したものであってほしいのだという。去年1勝してからまたちょっと不調だが、米ツアーに挑戦したいという気持ちはまだ捨てていない。「まだ気...
1998/04/10国内女子

なんと7アンダー! 首位は白戸由香

大城あかねや野呂奈津子の4アンダーなら驚かない。しかしトップはなんと白戸由香の7アンダー、65! これは女子ツアーではあまり例のないスコアだ。もちろん大会コースレコード。これまでは68が記録だったから、一気に塗り替えてしまったことになる。 白戸はこれまでベスト10にも入ったことのない38歳。実業団(日立)でソフトボールもしていたが、引退してゴルフを始めたのは20歳から。「友人からすすめられたんですが、見るとやるとは大違いで、ここまでくるのは大変でした。プロテストは一発合格でしたが、この5年間、全試合に出られるようになったのは今年が初めてです」 白戸はインからスタートして出だしをボギー。しかし...
1998/07/24国内女子

中野、野呂など5人が並ぶ大混戦!

雨の影響もあってかスコアが伸びず、2アンダーに5人が並ぶ混戦となった。このところ上位に顔を出している中野晶、そして野呂奈津子、木村敏美などなどがひしめきしった。 中野晶は風邪をひいて体調不十分。「試合を休んでいると風邪をひく。自分は試合にでるのが好きで、出場しながら体調が良くなっていくタイプなもんですから」 野呂奈津子は、実はプロアマの表彰式で大会のイメージソングを歌ったのだという。「ドキドキして汗をびっしょりかいてしまいました。ずっと車の中で練習していたんですけど・・」 今日の結果は「ま、1日目ですから」とあっさり言った。 ちなみに懐かしの(?)ローラ・ボー。ダボが4ホールもあるなかなか辛い...
1998/07/10国内女子

高又順、ボギーなしの66

本州はまた梅雨戻りのような今週、北海道もカラリと快晴というわけにはいかなかったが、気温20度とまずまず過ごしやすい初日だった。トップに踊りでたのは高又順。出だしから3連続バーディで1日ボギーなし。 先週、韓国に帰り親しいプロにスウィングを見てもらった。「バックスウィングプを大きくした。朴セリの感覚をイメージしながらラウンドした」という。 ルーキーながら全米でメジャー2勝の朴セリとは一種のライバル関係にある。96年の韓国女子プロでは一緒にまわり、朴の4連勝をストップさせたのだという。「その当時から世界一になるなと思いました。当時は18歳だったけど、心は50歳という選手でしたから」 ライバルではあ...
1997/10/17国内女子

池渕富子が首位。2位に久保樹乃ら

今週は何かおかしい。いわゆる有名どころ、実力派といわれるプロがけっこう叩いている印象だ。こんな週もあるんだでしょうね。それはともかく、初日トップに立ったのは池渕富子。6バーディ、2ボギー。インコースでスコアを4つ縮めての68。 「先週はグリーンのどこに乗せるかなんてことだけ考えてて、それでショットがめちゃくちゃになってました。今日はショットだけに集中。リズムが良くなりました」と池渕。 今年はヤクルトで優勝。「そのときのイメージを思い出そうとするんですが、なかなかできない。けど、今日はうまくいきました」 久保樹乃は5バーディ、2ボギー。「ずっとアイアンが左にひっかかっていて、この休みの間に少し直...
1998/05/29国内女子

首位は福本佳世。福嶋晃子も復活か?

いまの女子ツアーの見どころは服部道子・具玉姫の賞金女王レース。ひとつ優勝して具玉姫がその気になってしまったからこれからの争いは熾烈になる。面白いところだ。そしてもうひとつ、福嶋晃子はいつ復活してくるのかも気にかかるところ。本当に復活してくるんだろうか、と半信半疑になっていたファンもいたはずだ。 その福嶋晃子がようやく2アンダーというまともなスコアで上がってきた。初日から2位タイ。今週は明るい顔が見られるか。 福島は前半パープレー。しかしインに入ってから3バーディ、1ボギー。「なんとなくショットがよくなってきた」という。しかしスコアがまとまった原因はインではなく、悪いなりにパーを拾ってゆけた前半...
1998/06/19国内女子

豪雨の初日、不動裕理が首位

ダンロップ ツインレイクスから名称を変更。開催コースも群馬から兵庫へ引っ越した。ザ・サイプレスGCは開場7年目だが樹齢の古い木々にセパレートされた林間コース。設計は頬髭でお馴染みの大西久光氏だ。 このコース、今回はからずも「水はけ最高!」の評価を受けてしまった。たとえば77を叩いてしまった岡本綾子は「すごいわね、ここのコース。あれだけ降って水がたまらない」と誉めたあとで「パットよ、ゴルフはパット!」と自身を叱咤。また74を叩いた福嶋晃子も「あれだけ雨が強くてあんなに降ったんだから、いずれ水が溜まるだろうと思ってたら・・初めてですよこんなコース。助かりました」 近くで開催のよみうりオープンが中止...
1998/10/02国内女子

村井真由美、高須愛子が初日をリード

先週優勝のディフェンディングチャンピオン福嶋晃子は渡米して不在。昨年の場合は勝ち味を覚えてしまった福嶋が立て続けに勝っての賞金女王確定だったが、今年はちょっとパターンが違ってくる。 さて久しぶりに快晴の初日、リードを奪ったのはベテラン高須愛子と村井真由美。昨年2勝の高須愛子も今年はまだ1勝どまり。村井真由美も去年は賞金はそこそこ稼いだが未勝利。もう勝ってもいい頃合いだ。 初日の高須愛子はバンカーに入れて目玉のボギーが1つ。バーディは4。「今日はグリーンに乗ってない。寄せてパーばっかり。なんとか凌いでチャンスをものにしたけど、ま、たまたまです」 このコースは「うまくいけばスーッといく。つまづくと...
1998/11/13国内女子

服部道子、大爆発。いきなり65!

女子ツアーも残すところ3試合。初日は賞金レースの1位2位3位が同じ組という趣向となったが、レーストップの服部道子が爆発した。なんと7アンダー。しかもボギーなし。男子の場合はともかく、女子のトーナメントでこんなスコアが出ることはめったにない。 「こんなにバーディが取れたのは久しぶり。びっくりしてます」と服部。ラインをきちんと読めたパットもあったし、読めなかったラインもあったが、なぜか全てが入ってしまったという。ショットもバランスが良く「絶好調とは言えないまでも、かなりいい感じ」だったとか。絶好調という言葉をあえて使わないところがプロのプライドかな。「これで最高」などど言ってしまったら、そこで技量...
1998/11/06国内女子

小林浩美、吉川なよ子が好位置をキープ!

今週の女子ツアーは国際戦、LPGAジャパンクラシック。米LPGAのオフィシャルな試合で、去年までの名称は東レジャパンクィーンズだった。上位選手を欠いたメンバーで対戦した先週の国別対抗ニチレイでも日本が惨敗してしまったが、今週はさらに強豪選手がドドッとやってきた。 初日を走ったのはアメリカのティナ・バレット。アウトで31をマークした。2位には黄玉珍、そしてアメリカのジェニー・リドバック。日本選手では先週絶好調の小林浩美、不屈の大ベテラン吉川なよ子が68としている。 バレットはボギーなしの7バーディ。「非常に嬉しい。ミスショットは何回かあったがボギーをひとつも叩かないのは良い。そういう意味でいい1...
1998/10/30国内女子

初日は善戦。日本は1ポイント負け越し!

今週は日米団体対抗のニチレイインターナショナル。日米の賞金ランキング上位から選ばれた選手たち18人づつが激突する。チーム競技ということもあり、例年、意外なほど選手たちは盛り上がる。 初日は2人の選手がペアを組み、ベストボールでの戦いだった。勝てば1ポイント。負けはゼロ。引き分けて0.5ポイント。なかなかの善戦だったものの、日本チームは結果的には1ポイントの負けとなった。 日本チームのキャプテン服部道子は原田香里と組んでのプレー。1ホールをボギーとしたものの、服部が5ホールでバーディ、原田も4ホールでバーディをとってトータルは64。米国を下した。「お互い苦労したけど後半ぐぐっと引き締まった。いい...
1998/10/16国内女子

木村敏美、6アンダーのスタート!

先週に続いてまたも木村敏美が初日をリードした。ただし今週はバーディ数がなんと7つ。5番でパーオンできずのボギー以外はほぼ完璧なラウンドだった。今週こそは3日間、続くかな。今週は賞金ランクの上位が軒並み欠場している。チャンスともいえる。 「ショットの調子がいい。だいたいブレるタイプじゃないけど、大きな曲がりもなかったし、距離カンもよく合ってくれた」と木村。 先週、アイアンを壊してしまった。今週は不安をいだきながら同モデルの新クラブを使い始めたが、成功。「練習ラウンドのとき、自分でバランス調整をしたら、とてもいい感じになりました」 今日は雨が降ったり止んだりだったが、明日も天候は回復しそうにない。...
1999/11/25国内女子

具玉姫はイーブンでスタート!

いよいよ女子トーナメントも今大会が最後。出場資格が与えられるのは前週の賞金ランキング上位者(60位まで)のみ。賞金女王争いにかかわる最終決戦、今年は村口と具玉姫の闘いが注目されているが、現在ランキング50位前後の選手たちの頑張りも見ものだ。泣いても笑ってもこの大会で決まるシード権。守る方も攻める方も当然必死だ。賞金総額6000万円の公式戦。勝てば5年シードもついてくる。 初日をリードしたのは藤井かすみ。2位以下に3打差をつけての単独トップに立った。今年はランキング33位と安全圏にいるものの、昨年ランキング51位とあと一歩の所でシード権を逃している。2位には山田かよ・西田智慧子・岡田美智子ベテラ...
1999/11/12国内女子

ぬぬ? 不動裕理が首位発進

今週は千葉県で行われている伊藤園レディス初日、リードを決めたのは4アンダーの中野晶・不動裕理・元載淑だ。1打差2位には最近上位とはご無沙汰の新井敬子と那須美根子が並んでいる。村口史子は2アンダー6位タイとまずまずの発進となった。 賞金総額6000万円、優勝者には1080万円。昨年は服部道子が優勝している。服部は先週のミズノクラシックは体調不良のため欠場したが、身体も回復し今回はディフェンディングチャンピオンとして出場している。初日は1アンダー10位タイ。 6バーディ、2ボギーの4アンダーとした中野晶。先週3日間をアンダーパーで回り終え、今日で4日間連続となり、ここのところ安定したゴルフを見せて...
2014/11/22国内女子

鈴木愛が単独首位で最終日へ さくら猛追で2打差2位

首位を3打差で追いかけ、5位から出た鈴木愛が8バーディノーボギーの「64」をマークして通算16アンダーで単独首位に浮上。快進撃を続ける20歳が混戦の上位争いをリードして、今年9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」に続く通算2勝目に王手を掛けた。 「今日はドライバーショットが曲がって不安だったのですが、その分アイアンとパットが良かったのでバーディがいっぱいありました」。中盤の8番から4連続バーディを奪うと、終盤には16番から3連続バーディ。高校卒業後に一時勤務していたコースで、現在も香川県在住ということもあり、多くの地元ファンの見守る中でバーディラッシュを演出した。 7バーディノ...
2012/03/31国内女子

降雨のため第2ラウンドは中止 36ホールに短縮へ

予報どおりに朝7時ごろから雨が降り始め、9時23分にコースコンディション悪化のため中断となった。選手たちはクラブハウスに引き上げ、10時15分の時点で「しばらく様子をみる」というアナウンスが入る。その後13時に再アナウンスということで、選手たちはクラブハウス内でくつろいだり、車で休憩するなど時間を過ごしたが、13時の時点で「降雨によりコースコンディション回復が見込めないため」という理由で第2ラウンドの中止が決定した。 この日スタートした選手たちのスコアは帳消し。初日の結果で6オーバー62位タイまでの75名が最終日の決勝ラウンドに進出した。横峯さくらは、49位タイで予選を通過したが、初日8オーバ...