1998/06/11国内女子

マクガイヤ首位。吉川、鈴木が追う

今週の女子ツアーは長丁場の4日間トーナメント。男子ならあたりまえの日程だが、女子選手にとって「4日間」はけっこうプレッシャーになるらしい。体力が持つかどうか、好調を保ち続けられるかどうかがカギ。 まず飛び出したのはマーニー・マクガイヤ。実力派と自他ともに認めるベテラン選手なのだが、左腕を痛めてこのところ休場。ニュージーランドに帰っていた。「練習のしすぎじゃないかと思う」と本人は言う。実際、よく練習する人です。 マクガイヤはインコースで5バーディ、1ボギー。32としてトータル68。「非常にいいプレーができた。スタート前、忍耐強くプレーしようと目標を立てたのだが、その通りにウランドできた」 休みあ...
1998/06/05国内女子

中野晶、坂上晴美が5アンダーの首位

ちょっと風はあったが天気もなんとかもってくれた初日、ボギーなしの5アンダーで飛び出したのは中野晶。上位で名前を見るのも久しぶりだ。今日はショットがほぼ100点満点。「7番で乗ったか乗らないかというのがあった以外はすべてパーオンです。ショットは完璧でした」 問題はパッティングだけだが「細心の注意をはらってプレーしている」という。そもそもショートゲームが課題だった。特にグリーンを外してからの処置に弱点があった。しかし「良いスコアがショートゲームの不安を解消してくれるような気がします」 坂上晴美はボギーがひとつ。6バーディ。「今日のプレーは150点以上。点数がつけられないです」という。トーナメントリ...
1997/10/03国内女子

強い!福嶋晃子、3アンダー

1週間、和歌山で海を見ていた福嶋晃子。帰ってきたらやっぱり強い! ボギーなしの3バーディ。本人が喜ぶかどうかは知らないが、ちょうどジャンボ尾崎のレディス版みたいな感じになってきた。強さが底なしになってきた。 「久々のコーライグリーンだから不安も少しあります。でも与えられたところで、いっしょう懸命やるだけですから」と福嶋。 ドライバーを使ったのは3ホールだけ。でも以前のように、それでストレスがたまるようなことはなくなった」とか。休暇中は「釣りでリフレシッュ。体調は万全です」 1打差の2位には柴田綾子。ボギーなしの3アンダー。もちろんツアーでトップに立つのは初めての体験。3アンダーというスコアも初...
1997/09/26国内女子

悪天候のため初日は中止と決定

あいにくの悪天候のため、8時40分、初日のプレーは中止と決定した。第1ラウンドは明日土曜(27日)朝8時からアウト・インのスタートとなる。...
1997/07/18国内女子

村口史子、7バーディで初日トップ

村口史子がアウトは1番からの3連続をふくむボギーなしの5バーディ、インに入って2バーディ。16番で惜しくも3パットボギーが来たがトータル66で首位に立った。 「出だしでバーディが来たので落ち着いてプレーできました。バーディがたくさん来るとつい安心してしまうんで、気を引き締めながらプレーしました」と村口。 先週も最終日に7バーディ。しかしボギーも3つと惜しい「もったいないプレー」をしてしまった。それが反省材料。 美人プロと騒がれたが、もう30を越したのだという。「プロになって3年くらいはただ一生懸命やってただけだったけど、30過ぎたらスポーツは駄目になっちゃうでしょ。一からやらなくては」と、冬場...
1997/07/11国内女子

肥後かおり、山田かよ、69で首位

前週までの暑さがうそのように快適な21度。少し風はあったがまずまずのコンディションだった北海道。まず肥後かおりが上がり3ホールを連続バーディとして首位。「このところ練習ラウンドはいいのに試合はダメというパターンが多かったんです。今日はよかった。体の動きを抑えているのにキャリーも出ているし」と肥後。 山田かよは、大城あかねの「弟子」。94年のプロ入りで昨年は堂々のランキング46位。「昨日、大城さんにパターを見てもらったら、もっとボールに近く立つように言われて」今日はそれだけ考えてプレーしたという。打ちたいラインにボールが出るようになった。アウトで3バーディ。 そもそも山田のパターが悪くなった原因...
1997/09/05国内女子

久しぶり高村亜紀。2アンダー首位

中京TVブリヂストンで1勝はしているものの、ここしばらくちょっと不調だった高村亜紀がアウトで4バーディ。ただしインでは2ボギー。 「ショットが良くないです。当たってないし、飛んでないし。前半はパットに助けられてバーデだけど、後半はラインの読み違いがあってボギー2つです」 こういうのって、いいんだか悪いんだか難しい。去年に比べて体重は2キロ落とした。野菜ジュースを飲んだり、バランスよく食べたり、走ったりといろいろ気を使っている。そのせいか「後半の14番15番あたりから疲れの出てくるのがなくなりました」とか。 「夏を乗り越えて、9月から調子を徐々に上げて、あと1勝!」 李ウェン琳(リー・ウェンリン...
1997/08/22国内女子

まず黄玉珍、藤崎、坂東などがリード

今年から始まった新キャタピラー三菱。初代チャンピオンの座を競ってまず飛び出したのは黄玉珍。前半は1バーディ。インに入ってからは3バーディ、1ボギーとして69。「このところ調子はいい。シードがだいたい決まったのでホッとしています。シードの次は優勝。一度くらい優勝してみたい」と黄。現在の獲得賞金は約1300万円。30位。確かにシードは大丈夫かもしれないが、やはり優勝を経験しないと。 日本ではト阿玉、鄭美琦などがいろいろ親切にしてくれている。「台湾の選手みんなにお世話になってます」 しかし「これまで2人で住んでいた部屋を一人で払わなければならなくなったので、稼がないといけない」のだという。稼いでくだ...
1999/03/05国内女子

いきなり新人が飛び出した!

男子より一足早く、女子ツアーがスタートした。開幕戦コースは沖縄の琉球GC。初日の今日は98年夏にプロ入りしたばかりの米山みどり(22才)が6連続バーディを含む8アンダーをマークし一気に飛び出した。3打差を付けられた2位に村井真由美、3位は服部道子、小野香子、具玉姫他と昨年度活躍したベテラン勢が名を連ねる。 米山みどりは元女子アマのタイトルホルダー。2度目の挑戦でプロ入りした後は、唯一出場のTaKaRa WORDで36位、統一予選会では3位。実力があるだけに新人ながら、3日間通して逃げ切ることも夢ではない?? 昨年の賞金女王服部道子は緊張しっぱなしだったという、6バーディ、2ボギーで4アンダーと...
1998/11/26国内女子

武田久子リード。肥後、大場など好スコアで混戦!

女子ツアーもついに最終戦、LPGA明治乳業カップとなった。泣いても笑ってもこれで今シーズンが終了する。賞金女王は既に決定してしまったが、2位争いやシード権争いはまだ渦中。 そのシード危険ゾーン、ランク52位の武田久子が5バーディ、ノーボギーで初日をリードした。「こういう状況に強いんですかね。まぐれです。この試合がダメなら来週の予選会という覚悟はしていました」と武田。しかし一方で「そうは言ってもこの大会に出場できるランキング60位以内にはいるわけだし、チャンスはあるんだとも思ってました」 クラブは初おろし。シャフトも新しくしたばっかりで、実はラウンドで使うのは今日が初めて。「もうショットとかパッ...
1999/05/28国内女子

米山みどり、3アンダーで単独首位

雨降る中おこなわれた、廣済堂レディス。初日リードしたのは3アンダーの米山みどり。1打差に那須美根子、元載淑。 米山みどりは4バーディ、1ボギー。「グリーンが難しい。読んだ通りにいかなくて」と納得がいかない。しかし「我慢のゴルフが出来た」のが効いたのか、好スコアにつながった。新人米山が初日から首位に来のはダイキンオーキッド、グンゼワールドカップと今季に入って今日で3度目。ただし初日だけという限定つきだ。「初日がいいと、2、3日目が悪いんです」 3日間通してがんばりたいところだ。 この大会はプロになって初めて出場して以来、今年が2回目の那須美根子。「ショットはあまり良くないが、スコアはソコソコ。明...
1999/05/21国内女子

韓煕圓、李英美、韓国ペアが初日首位

汗ばむような絶好のコンディションの中、ブリヂストンレディスがスタートした。108人が参加したこの大会賞金総額は5000万円。初日68をマークして首位に立った李英美、韓煕圓は共に韓国の選手だ。その後ろには肥後かおり、4位には村口史子。 去年予選落ちしている李英美。右足の親指の爪が内側に入って痛かったが、先週を休んで少し良くなった。「ふんばれなかったのが、思いっきり打てるようになった」 今日は「アプローチが良かった」と本人が言うように、初日6バーディの内5つは1メートル以内に寄せている。 アウトからスタートしたが前半は2ボギーしたものの後半で挽回プレーを見せた韓熙圓。14番から17番ホールまでの4...
1999/05/14国内女子

今週は村口史子が要注意?

昨年の2位タイ村口史子、6位にくいこんだ大場美智恵は今年も元気だ。今週はちょっと要注意だろう。特に村口史子。一説によると週刊GD掲載の艶写グラビア(たしかにきれいに撮れていた)がすっかり気に入ってしまって、もっともっと目立ってやろうと意欲満々なのだ、ともいわれている。ちょっと眉ツバだが、もっともらしい。 ・・・と昨日書いたら、本当に村口史子が4アンダーの2位スタート。大場美智恵は2アンダーの9位。ちょっと怖いようだ。 さて初日の首位は韓国の李五順。5アンダー。同じ韓国のベテラン具玉姫も4アンダーで2位グループ。日本の大ベテラン山岡明美もいい位置につけている。 李五順はアウトで3連続バーディ、イ...
1998/09/18国内女子

初日トップは5アンダー 肥後かおり。

年間4勝、賞金女王に意欲をもやす服部道子。これを阻止して、余裕をもって米ツアーの2次テストにのぞみたい福嶋晃子。今週の焦点はこの2人の激突のはずだった。 しかし初日、トップを走ったのはこれも調子が上向き加減の肥後かおり。服部道子はパープレーとしたが福嶋晃子は出遅れの2オーバー、37位。 肥後かおりはボギーなしの5バーディ。「長いパット、2~3メートルのいやらしいパットがよく入ってくれました」という肥後。しかし本当は「トップに立ちたくなかったんです」 「先週も初日トップに立ったけど、結局ダメになってしまった。先週だけでなく、よくそんなことをするんです。気持ちが入り過ぎるとダメになってしまう」 期...
1998/09/04国内女子

首位は西田智慧子、福嶋晃子も好スタート!

今週は山梨県・富士桜CCでのフジサンケイレディス。久しぶりといった感じで西田智慧子が4アンダー67として初日の首位スタート。帰国したばかりの福嶋晃子もまずまずの発進となった。 西田智慧子は「ラインがスライスかフックがわからなかった。アイアンがピンに付いてくれてよかったです」 どういうわけか「自分の構えやすいところにボールが行ってくれて、ドローを打ちやすいところにピンが切ってあった」のだそうだ。 ボールに対して遠く構えるクセがついていることに気がついた。「遠いから、ちょっとしたスライスラインもフックになってしまう。近づけて立つようにしたら良くなりました」 これも微妙なもので、意識しないと遠くなっ...
1997/08/08国内女子

今週も暑いぞ、まず高須愛子が3アンダー

このところ福嶋晃子のコメントには暑さのことが多い。今週もそう。 「本当に暑かった。ハーフターンくらいから頭がもうろうとして、目はうるんで、頭はガンガンして・・」地面がゆがんで見えたんだって。これは完全に熱射病。典型的な症状ではないのか。13番でダボ、14番ボギー、15番ダボ、16番ボギー。75でホールアウト。「スコアも最悪、体調も最悪です」 大ベテラン岡本綾子も辛いラウンドだった。79。「暑いから水分はとるし、暑さと疲れで体はむくんでくるし。グリップまでなんだかブカブカ。でも体温が上がるから水分はとらなきゃいけないし・・」 調子がいいいと暑さも気にならない。「1番のバーディでリズムに乗ってしま...
1997/08/01国内女子

西田智恵子、6アンダーで初日首位。2位に福嶋、塩谷

福嶋晃子の名前を久しぶりに見る。堂々の復帰。いきなり33-34と5アンダープレーでしっかり2位につけた。塩谷育代もインに入ってバーディを放り込み、35-32の67。やはり2位。 トップはこれも実力派の西田智恵子。そうそうたるメンツが初日から顔をそろえた。これからひと波乱、起きるだろうな。...
1997/07/04国内女子

実力派、前田すず子らが首位

30度を越す暑さ。ベテラン(?)前田すず子が6バーディ、1ボギーで首位に立った。「初日はいつもいいんだけど、2日目以降に崩れてしまう」のが最近の前田のパターン。 「でも先週(女子オープン)に比べるとラフも短いし、少しは楽です。ターゲットを狙っていけないとスコアにならないけど」 あと2日間は、頑張って耐えるのだそうだ。 プロ3年目、古家三起も7バーディ、2ボギーの67。ふつうのOLから23歳で研修生になってゴルフを始めた。プロテスト合格したのは5年目。 「いつもカットラインを意識してスコアを乱してしまう」のが悩みなのだが、しかし今週は「今日の気持ちで楽しんでプレーしたいです」...
1998/04/17国内女子

乱戦、2アンダーで5人がリード

スコアが伸びず乱戦模様の出だし。服部道子、高村亜紀、安井純子、我妻こずえ、久保樹乃とベテラン、新鋭 5人が2アンダーでトップに並んでいる。 服部道子は出だしの2ホールを連続ボギー。「ガマンのゴルフでした。もう池に飛び込みたい気分。帰りたくなったけど、でもここを堪えればあとからなんとかなるかなと」 いいゴルフではなかったという。本当なら3オーバーか4オーバーの内容。ラッキーもあり、コンディションを考えれば「ついていた。たまたまです」という。 安井純子は逆に1番2番がバーディ。インに入ってからは1ダボ、1ボギー、3バーディと忙しかった。「水曜にコースに入ったんですが雨で回れず。木曜もボール1コでの...
1998/03/27国内女子

原田香里、山岡明美が初日をリード!

桜前線といっしょに、女子ツアーが関東まで東進。東京都若洲ゴルフリンクスでの開催。 さて雨にもたたられなかった初日、アウトを4バーディの32とした原田香里がトータル3アンダーで首位スタート。「後半もチャンスはあったんですが攻めきれなかったという感じです。攻め切れなかった原因はやっぱり風ですね。風のなかった前半に貯金ができたんでラッキーでした」 先週、お父さんが来たのだという。さっそくスウィングを見てもらった。「スウィングの切り返しが早すぎてた」と気がついた。これは原田の悪いクセで油断すると出るらしい。いつになってもお父さんは頼りがいがある。 去年華々しく復活(?)した山岡明美が今週も5バーディ、...