2012/08/21国内女子

今年も初優勝者誕生なるか 比嘉がプロデビュー戦

国内女子ツアーの今季第23戦「ニトリレディスゴルフトーナメント」が、8月24日(金)から26日(日)までの3日間、北海道の桂GCで開催される。今年で3回目の開催となるが、過去2大会はいずれもツアー初優勝者が誕生している。 2010年の第1回大会は、通算11アンダーでホールアウトした鬼澤信子と金ナリ(韓国)とのプレーオフが行われ、40歳の鬼澤がツアー参戦463試合目で嬉しい初勝利を果たした。そして昨年の第2回大会は、通算7アンダーをマークした笠りつ子が、大混戦を抜け出して初優勝。今年も初優勝者の誕生となるのだろうか。 すでに今季は開幕戦を制した斉藤愛璃にはじまり、イ・ボミ(韓国)、大江香織、キム...
2012/03/06国内女子

東日本大震災から1年、復興を祈り開幕2戦目を迎える

国内女子ツアーの開幕第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」が、3月9日(金)から11日(日)までの3日間、高知県の土佐カントリークラブで開催される。 昨年は大会初日の11日に東日本大震災が発生、高知県の会場には地震による影響はなく全選手ホールアウトすることができた。しかし、太平洋に面した土佐CCは津波警報の発生により、選手・関係者、ギャラリーも会場から海沿いの国道に出られず足止めとなった。 出場選手の中には、東北地方にゆかりのある選手も多く、情報源はテレビしかない状況で不安な夜を過ごした。そして一夜明け、被害の甚大さを考慮したLPGA(日本女子プロゴルフ協会)は、大会...
2016/12/02国内女子

有村、諸見里はフル出場権を獲得 三ヶ島かながトップ通過/最終予選会

◇国内女子◇最終予選会(ファイナルQT) 最終日(2日)◇東急セブンハンドレッドクラブ 東コース(千葉県)◇6456yd(パー72) 来季のツアー出場権をかけた戦いは、20歳の三ヶ島かなが8バーディ、1ボギー「65」を出して通算10アンダーでトップ通過を決めた。今季は、QTランキング5位の権利でフル出場権を持ちながら賞金ランク55位でシード権を取ることができなかった。「嬉しいです。もっと成長して、今週のようなスコアを出したい」と頬をゆるめて2年目のシーズンの抱負を語った。 2位には福田裕子、3位にベイブ・リュウ(台湾)が続いた。4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に出場したユン・チェヨン(韓...
2013/12/06国内女子

藤田光里がトップ通過/女子ファイナルQT 最終日

静岡県の葛城ゴルフ倶楽部で行われた、国内女子ツアーの来季出場権をかけたファイナルクオリファイングトーナメント(QT)が4日間の全日程を終了し、通算9アンダーをマークした藤田光里がトップ通過を果たした。 3日目に自己ベストタイの「66」をマークし、9アンダーまでスコアを伸ばした藤田は「最終日はこのスコアを崩さないように、イーブンパーを目指してラウンドしました」と、目標通り3バーディ、3ボギーでラウンド。「風が出たのでアイアンの距離感が合わず、パーを拾うのがやっとでした」と耐えるゴルフながら、2位に6打差をつける一人旅だった。 今年8月のプロテストに合格した新人の藤田は、今季レギュラーツアーに3試...
2015/12/04国内女子

ツアー未出場の沖せいらがトップ通過 シード喪失組は明暗/女子ファイナルQT

千葉県の紫カントリークラブすみれコースで行われた国内女子ツアーの来季出場優先順位を決めるファイナルQTは4日、4日間にわたる全日程が終了した。山口県防府市出身の23歳、沖せいらが「67」「72」「72」「71」の通算6アンダーでトップ通過を果たした。 「初日の貯金で焦りを感じなかった」と、最終日は3バーディ2ボギーの「71」でまわり、初日から首位を守った。昨年はQT ランク179位と失敗し、レギュラーツアーには未だ1試合も出場経験がなく、生涯獲得賞金はゼロ。今年7月の最終プロテストでも最終日に「84」とスコアを落とし、ライセンスを得られなかったことがバネになった。 「プロテストの悔しさを忘れた...