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有村、諸見里はフル出場権を獲得 三ヶ島かながトップ通過/最終予選会

◇国内女子◇最終予選会(ファイナルQT) 最終日(2日)◇東急セブンハンドレッドクラブ 東コース(千葉県)◇6456yd(パー72)

来季のツアー出場権をかけた戦いは、20歳の三ヶ島かなが8バーディ、1ボギー「65」を出して通算10アンダーでトップ通過を決めた。今季は、QTランキング5位の権利でフル出場権を持ちながら賞金ランク55位でシード権を取ることができなかった。「嬉しいです。もっと成長して、今週のようなスコアを出したい」と頬をゆるめて2年目のシーズンの抱負を語った。

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2位には福田裕子、3位にベイブ・リュウ(台湾)が続いた。4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に出場したユン・チェヨン(韓国)は5位で出場権を得た。プロテストでトップ合格した永井花奈は14位となった。

例年35位までに入ると、ほぼフル出場権を得られる。有村智恵は「70」で通算2アンダー17位。諸見里しのぶは「70」で通算2オーバー32位に滑りこんだ。

震災に襲われた故郷の熊本県を思い、今シーズン途中に主戦場を米下部ツアーから日本に移した有村は「来年も日本でやります!」とキッパリ。今季は出場権を持たず、推薦などで出場は10試合に留まり、日本の芝にすぐに対応もできなかった。オフはアメリカで調整し、来シーズンのフル参戦に備える。「久しくしていないですが、優勝を狙いますよ」と力強く言った。

諸見里は意地で切符をつかんだ。上がり2ホールの連続バーディで圏内に入った。17番は13m、18番でも4mをねじ込んだ。「第四肋軟骨の炎症」に苦しみ、今季は7試合に留めて休養に充てた。「寒いと痛みがまだ出る」と冷え込んだ前日の影響で、この日も違和感があった。来季は「春先は寒いので、体と相談しながら」と言う。通算9勝の実力者の目標は、節目の1勝。7年遠ざかっているタイトルに「少し(10勝目が)見えてきた」と笑顔を見せた。

そのほか、ツアー優勝経験者では前田陽子が21位、一ノ瀬優希が24位で通過した。2013年の賞金女王の森田理香子は79位で終えた。

<主な上位成績>
1/三ヶ島かな
2/福田裕子
3/ベイブ・リュウ
4/イ・ミンヨン
5/ユン・チェヨン
6/柳澤美冴
7/高橋恵
8/濱田茉優
9/小林咲里奈
10/武尾咲希
11/山田成美
12/ジョン・ジェウン
13/古屋京子
14/永井花奈
15/工藤遥加
16/シー・ユーティン
17/有村智恵
18/岩橋里衣
19/西木裕紀子
20/平野ジェニファー
21/前田陽子
22/カン・ヨウジン
23/蛭田みな美
24/一ノ瀬優希
25/川崎志穂
26/川岸史果
27/竹内美雪
28/藤崎莉歩
29/大出瑞月
30/権藤可恋
31/小橋絵利子
32/諸見里しのぶ
33/浅間生江
34/森井菖
35/高木萌衣

44/香妻琴乃

79/森田理香子

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