黒キャディバッグどう選ぶ?
FASHION
デビッド・スメイル
David Smail(53)
生年月日 | 1970/05/20 | プロ転向 | 1996年 |
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出身地 | 身長/体重 | 195cm/78kg | |
国籍 | ニュージーランド | 出身校 | ワイカト大 |
通算勝利 | 日本 5勝 (国内メジャー 1勝) 日本シニア 1勝 |
日本ツアーに参戦したのは1995年からというベテラン選手のデビット・スメイルは南半球ニュージーランド出身選手。195センチという長身のスメイルは足も長く、腕も長い。腕の長い選手は器用に動く手を必要以上に使わないようにするケースが多い。肘を早めにたたむ選手が多いがスメイルもテークバックでは右肘を身体に近い位置でたたみ、ダウンスイングでは左肘を身体から離さずに肘をたたむことができている。飛行線後方からのアングルだともっと確認しやすいが、スメイルは前傾姿勢をかなり深い位置に入れている。上半身を右に動かさない一軸でスイングをしていることが正面から観察できる。スメイルがしっかりとクラブヘッドを走らさせているポイントはいくつかある。まず注目してもらいたいのはテークバックで左手首を強くローテーション(捻転)させている点。テークバック途中となる左腕が地面と平行になった位置でシャフトが90度をはるかに越える角度まで曲がっているのはかなりの稼動域になっている。グローブのログが空方向に向いているということはかなりクラブフェースがオープンになっている証拠。もう一つスメイルのいい動きはインパクト後シャフトがすぐに上がらずに低い位置に収まっていること。インパクトゾーンを長くしている点(9コマ目)、インパクト後、右腕とシャフトが一直線に低く出せている点は両手の親指を低く出す「サムダウン」と呼ばれる。正しいクラブヘッドのリリースは右手を単に返すのではなく、うまくクラブのリーディングエッジを歪めずに動かしていること。オープンフェースからクラブヘッドを低く出す・・。そうタイガーウッズがここ3年スイング改造して取得できた動きと全く同じである。アンディー和田