2008年 オメガミッションヒルズワールドカップ
期間:11/27〜11/30 場所:ミッションヒルズGC(中国)
日本は6位タイで最終日へ! 豪州、スペインが首位に並ぶ
中国のシンセンにあるミッションヒルズ・ゴルフクラブで開催されている「オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップ」の3日目。この日は互いに別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用するフォアボール形式。最終日に向けて優勝のチャンスを手繰り寄せるためにも、各国ここで大きくスコアを伸ばすことが必須となる。
2日目を終え、スペインが2位に4打差をつけて独走態勢を築いたかに見えたが、上位に変動が起きた。2位タイからスタートしたオーストラリアが、この日1イーグル、8バーディ、1ボギーの「63」と大爆発。その内、日本ツアーで活躍するブレンダン・ジョーンズが1イーグル、4バーディと大きく貢献し、通算22アンダーでフィニッシュ。スペインと並び首位タイに浮上し、明日の最終日に1989年以来となる世界一の栄冠を狙う。
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首位と7打差の7位からスタートした日本は、出だしの1番パー4で今田竜二がピン奥2メートルを沈めてバーディ発進。3番パー3でも今田がバーディを奪うが、その後は谷口徹、今田ともに入れごろ、外しごろのバーディパットをことごとくカップを逸れ、「悪い方向ばかりに行って、どうして良いか分からない状況だった」と今田。10番ではこの日唯一のボギーを叩いてしまう。それでも、17番、18番と連続バーディで締め括り、この日4ストローク伸ばしてホールアウト。通算14アンダーの6位タイと順位を上げたが、首位とは8打差に広げられてしまった。
スペイン、オーストラリア以外の上位は、スウェーデンが通算18アンダーで単独3位に浮上。ドイツが通算17アンダーで単独4位。アメリカは日本と並び6位タイで続いている。明日は2日目と同様、1個のボールを2人で交互に打ち合うフォアサム形式。世界一の称号を巡る戦いも、いよいよ最終日を迎える。