タイガー・ウッズが次週「ジェネシス招待」出場へ 昨年7月全英以来の復帰
2023年 ザ・ジェネシス招待
期間:02/16〜02/19 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
ウッズが“昇格”ホスト大会で7カ月ぶりツアー復帰 松山英樹、中島啓太も出場
◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前情報◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)
ツアー最多タイ82勝を誇るタイガー・ウッズが7カ月ぶりにツアートーナメントに戻ってくる。前週10日にホストを務める大会への出場を発表。47歳が昨年7月「全英オープン」以来のツアー競技に復帰する。
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2021年大会の直後に単独の自動車事故で大けがを負い、以降にプレーしたのはメジャー3試合のみ。メジャー以外への参戦はコロナ禍で米国開催だった20年10月「ZOZOチャンピオンシップ」が最後となっていた。16日(木)の開幕を待たずして一挙手一投足に視線が注がれることになりそうだ。
1926年に「ロサンゼルスオープン」として始まった伝統の大会は、ジャック・ニクラスとウッズという2人のレジェンドがこれまで一度も勝てていない舞台でもある。3年前から招待試合に格上げされ、今季はPGAツアーがトップ選手の出場を求める昇格試合のひとつとして指定された。賞金総額2000万ドル(約26億5000万円)、優勝賞金360万ドル(約4億7700万円)は前週「WMフェニックスオープン」と同水準だが、優勝者にはフェニックスより多いフェデックスカップポイント550ptを付与する。
前年大会で初日から首位を守る完全優勝を飾ったホアキン・ニーマン(チリ)が「LIVゴルフ」に移籍。世界ランキング上位25人では、4位のキャメロン・スミス(オーストラリア)と23位のニーマンが不在となる。前週優勝でランク1位に返り咲いたスコッティ・シェフラー、2位ロリー・マキロイ(北アイルランド)らが26年「全米女子オープン」、28年の「ロサンゼルス五輪」も行われるリビエラCCに集まった。
昨年39位だった松山英樹は大会9度目の出場。15年4位、20年5位と2度のトップ5フィニッシュを決めたリビエラに連戦で乗り込んだ。日本から推薦でフィールド入りした中島啓太は1月の「ソニーオープンinハワイ」と「ファーマーズインシュランスオープン」に続いて今年3度目のPGAツアーとなる。
<主な出場予定選手>
パトリック・カントレー、ジェイソン・デイ、マシュー・フィッツパトリック、リッキー・ファウラー、マックス・ホマ、トム・キム、松山英樹、ロリー・マキロイ、中島啓太、ジョン・ラーム、ジャスティン・ローズ、ザンダー・シャウフェレ、スコッティ・シェフラー、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、タイガー・ウッズ