「全米オープン」リーダーボード
2021年 全米オープン
期間:06/17〜06/20 場所:トーリーパインズGC(カリフォルニア州)
ジョン・ラームがメジャー初V 松山と星野は26位
◇メジャー第5戦◇全米オープン 最終日(20日)◇トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)◇7652yd(パー71)
世界ランキング3位のジョン・ラームが自身初のメジャータイトルをスペイン勢初の「全米オープン」優勝で飾った。
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3打差6位から出て5バーディ、1ボギーの「67」をマーク。17番、18番(パー5)と上がり2連続バーディで通算6アンダーまで伸ばして鮮やかに逆転。2017年「ファーマーズインシュランスオープン」でPGAツアー初優勝を遂げた地で、再び歓喜した。
スペインのメジャーチャンピオンは「マスターズ」2勝、「全英オープン」3勝の故セベ・バレステロスを筆頭に「マスターズ」2勝のホセ・マリア・オラサバル、2017年「マスターズ」優勝のセルヒオ・ガルシアに続く4人目。
ラームは2週前の「ザ・メモリアルトーナメント」で3日目に6打差首位に立ちながら、新型コロナウイルス陽性と判定されて棄権を余儀なくされた。
ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)が5アンダー2位。5月「全米プロ」でも2位に入った2010年「全英オープン」覇者はメジャー6度目の2位となった。
ハリス・イングリッシュが3アンダー3位。ブルックス・ケプカ、コリン・モリカワと並び、欧州ツアーが主戦場の24歳、グイド・ミグリオッティ(イタリア)が2アンダー4位に食い込んだ。
ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ザンダー・シャウフェレらが1アンダー7位。シャウフェレは初出場の17年から5大会連続のトップ10フィニッシュとなり、7大会連続を記録したボビー・ジョーンズ以来の成績を収めた。
世界ランク1位ダスティン・ジョンソン、2位ジャスティン・トーマスらが2オーバー19位。
日本勢は松山英樹、星野陸也ともに3オーバー26位。松山は4バーディ、1ボギーの「68」、星野は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」でそろって順位を上げてフィニッシュした。
大会連覇を目指したブライソン・デシャンボーは「77」で3オーバー26位だった。