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ラシェリーが6打差独走 松山英樹は9位で最終日へ

◇米国男子◇ロケットモーゲージ・クラシック 3日目(29日)◇デトロイトGC (ミシガン州)◇7340yd(パー72)

1打リードの単独首位からスタートしたネイト・ラシェリーが9バーディ、ボギーなしの「63」と伸ばし、通算23アンダーでその座を守った。後続との差を6打に広げて独走態勢を築き、ツアー未勝利の36歳が初タイトルに前進した。

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ラシェリーは試合前、156人のフィールドの補欠1番目にいたが、開幕前日に欠場者が出たことで出場枠に滑り込んだ。キャリアベストは今年2月「プエルトリコオープン」での8位タイ。世界ランキング353位の伏兵が大きなチャンスをつかんだ。補欠からフィールド入り最後の選手の優勝となれば、2016年「AT&Tペブルビーチプロアマ」を制したボーン・テーラー以来となる。

通算17アンダーの2位にJ.T.ポストン。通算16アンダーの3位にキャメロン・トリンガーリが続き、ツアー未勝利の3人がトップ3を占めた。メジャー1勝、ツアー通算6勝のパトリック・リードが通算15アンダーの4位で追う。

11位から出た松山英樹は4バーディ、連日のボギーなしで「68」とし、通算13アンダーの9位で最終日へ。順位をトップ10圏内に上げたが首位とは10打差にひらいた。

<上位の成績>
1/-23/ネイト・ラシェリー
2/-17/J.T.ポストン
3/-16/キャメロン・トリンガーリ
4/-15/パトリック・リード

9/-13/松山英樹 ほか

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