後続に4打差をつけ圧勝したウェブ・シンプソン ※写真は2018年「ザ・プレーヤーズ選手権」

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇TPCソーグラス（フロリダ州）◇7189yd（パー72）

“第5のメジャー”の異名を持つ米ツアーの旗艦イベントが、13年ぶりに3月に開催される。賞金総額1250万ドル（約13.9億円）、優勝賞金198万ドル（約2.2億円）をかけて14日（木）に開幕。優勝者には4大メジャーと同じ5年シードとフェデックスカップポイント600点が与えられる。米ツアーが本部を置くフロリダ州ジャクソンビルで行われる、威信をかけたビッグイベントだ。

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前年大会を制したのはウェブ・シンプソン。2日目にコースレコードタイとなる「63」をマークするなど、後続に4打差をつけて記録尽くめの圧勝を飾った。シンプソンが今年挑むのは、大会ではいまだに達成されていない連覇という快挙だ。

今年のフィールドには、世界ランク上位50位の全員がそろった。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンは、「WGCメキシコ選手権」以来3試合ぶりの出場。前週、首痛のために欠場したタイガー・ウッズもフィールドに名を連ねた。ウッズとアダム・スコット（オーストラリア）の2人は、3月開催時にも優勝経験がある。

日本からは松山英樹と小平智が参戦する。松山は2連戦。1週間のオフを挟んで出場する小平にとっては、昨年の「RBCヘリテージ」優勝後、米ツアー本格参戦をはじめた大会。苦しい戦いが続いているが、浮上のきっかけをつかみたい。

【主な出場予定選手】ウェブ・シンプソン、ジェイソン・デイ、ブライソン・デシャンボー、トミー・フリートウッド、リッキー・ファウラー、セルヒオ・ガルシア、ダスティン・ジョンソン、小平智、ブルックス・ケプカ、松山英樹、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、フランチェスコ・モリナリ、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、タイガー・ウッズ