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2014年 ライダーカップ
期間:09/26〜09/28 場所:グレンイーグルスホテル(スコットランド)

欧州選抜がホームで米国選抜を圧倒! 大会3連覇を達成

2014/09/29 03:31

◇ライダーカップ 最終日◇グレンイーグルスホテル(スコットランド)◇7,243ヤード(パー72)

両チーム全選手が出揃うシングルスマッチプレー12試合が行われ、4ポイントリードで最終日を迎えた欧州選抜が5勝3分4敗として6.5ポイントを加算。3日間の通算成績を16.5対11.5とし、大会3連覇を達成した。

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欧州はホームで迎えた節目の40回大会を制し、通算勝敗を13勝2分25敗に。数字上ではいまだ大きく負け越しているが、1995年からの10試合では8勝2敗と米国選抜を圧倒。今年度も、近年の実力差をまざまざと見せつける結果となった。

この日、欧州に最初の勝ち点をもたらしたのは3組目からスタートしたロリー・マキロイ。同世代のライバル、リッキー・ファウラーに対してスタートから6ホールで5UPを奪う猛攻を見せ、4ホールを残して5&4で完勝。世界ランキング1位に君臨する若きリーダーが、チームに弾みをもたらした。

その後も、欧州は勝利に向けて着々とポイントを積み重ねる。1組目のグレーム・マクドウェルが大会初出場のジョーダン・スピースを2&1で破ると、ダブルス戦で3勝1分の活躍を見せた4組目のジャスティン・ローズハンター・メイハンと0.5ポイントを分け合い、この日も黒星を許さない。

この時点で13.5ポイントとした欧州に優勝を決める1ポイントを加えたのは、11試合目を任された初出場のジェイミー・ドナルドソンだった。キーガン・ブラッドリーを相手に4&3の圧勝を飾り、グリーンサイドに集まっていた仲間たちと勝利の喜びを分かち合った。

一方の米国は、3日間を通じて主導権を奪えないまま大差で敗退。キャプテンを務めたトム・ワトソンも「欧州は偉大な選手を揃えた素晴らしいチームだった。我々も彼らを破るためにいろいろと考えを巡らせたが、遂行できなかった」と、勝者を讃えるほかなかった。

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