5年ぶり通算80勝 タイガー・ウッズ“復活”への軌跡
2014年 ザ・ホンダクラシック
期間:02/27〜03/02 場所:PGAナショナル(フロリダ州)
完全復活へ!マキロイが単独首位を守って最終日へ
◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック3日目◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇7,140ヤード(パー70)
予選ラウンドを単独首位で通過した2年前の大会王者ロリー・マキロイ(北アイルランド)が4バーディ、3ボギーの「69」で回り、通算12アンダーとして3日間、単独首位の座を守り、完全勝利に王手をかけた。
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出だし3ホールで2バーディを奪い、独走態勢を築くかに思われたマキロイは6番からの2連続ボギーなど中盤にコースを攻めあぐねた。しかし7番(パー3)で、ティショットをグリーン左奥に打ち込み、1罰打を課せられながらも、3メートル強のパットを決めてボギーで耐え「あそこを“4”で終えられたことが今日の大きなポイントだったと思う」と、集中力は途切れなかった。
終盤16番で3メートルのバーディパットを沈め、何とかこの日もアンダーパー。「いままでの2日間と比べても、今日は一番難しかった。風がひっきりなしに吹いて、一瞬で風向きも変わった。だから最後の方の組でのアンダーパーは良いスコアだと思うんだ。よく我慢できた。リードを保てて良かったし、ショットでゲームを作れている。まだ明日は長いけれど、いいポジションだ」
昨年11月の豪州ツアー「エミレーツ オーストラリアオープン」以来、米ツアーでは2012年の「BMW選手権」以来2シーズンぶりとなる勝利をはっきりと視界に捕えた。
トップからは2打差の通算10アンダーにラッセル・ヘンリー。9アンダーの3位にラッセル・ノックス(スコットランド)、8アンダー4位にジョナサン・ベガス(ベネズエラ)が続いた。
2日目にカットライン上の66位タイで決勝ラウンドに進出していたタイガー・ウッズは7バーディ2ボギーと5ストローク伸ばし、通算5アンダーの17位タイまで大きく浮上。首位との7打差を追って最終日を迎える。
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