いよいよ本領発揮！マキロイが思い出のコースで首位発進

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック初日◇PGAナショナル・チャンピオンコース（フロリダ州）◇7,140ヤード（パー70）

戦いの場を東海岸に移したツアーの“フロリダスイング”初戦。ロリー・マキロイ（北アイルランド）が7バーディ、ノーボギーの「63」をマークし、7アンダーの単独首位発進を決めた。マキロイは2012年の同大会を制し、当時の世界ランキング1位に上り詰めたが、昨年は歯の痛みを訴えて大叩きした2日目に途中棄権。天国と地獄、両方の記憶が残るコースで、最高の滑り出しを見せた。

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1打差の2位にはラッセル・ヘンリー。さらに1打差、5アンダーの3位タイにロリー・サバティーニ（南アフリカ）、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）、ウィリアム・マガートが並んだ。

最新世界ランキングのトップ10のうち8選手（欠場のジャスティン・ローズを含む）がエントリーし、強豪がそろったフィールド。前週の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」を欠場したアダム・スコット（オーストラリア）は2アンダーの22位タイ、フィル・ミケルソンはイーブンパーの57位タイ。そしてタイガー・ウッズは1オーバーの81位タイで初日を終えた。

日本勢は松山英樹が1イーグル、2バーディ、4ボギーの「70」でまとめ、イーブンパーの57位タイでスタート。一方の石川遼は前半11番のパー4で8打を叩くなどショットが安定せず、6オーバーの140位タイと大きく出遅れた。