米国男子ツアー「ビュイック・チャレンジ」が、ジョージア州のキャロウェイガーデンリゾートで開幕した。今シーズンもこの試合を含め残り2試合となった。最終戦は賞金ランキング30位以内の選手が出場できるツアー選手権とサザンファームビューロークラシックが同時に開催される。

そのツアー選手権に出場資格を得るには、今週の終了時点での成績にかかってくる。そのボーダーライン付近33位のJ.コセレスが6アンダー8位と好位置につけている。先週のナショナル カーレンタル クラシックで今シーズン2勝目を上げたコセレス。2勝を上げているが出場試合数も少なめのため、賞金ランキングはあまり上位に入れていない。

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コセレスと対象的なのが、今シーズン未勝利ながらランキング4位につけているV.シンだ。今シーズンのシンは2位が2回、3位が4回、トップ10以内が全部で13回という安定した成績を収めている。シーズンも終盤となったが、11月に日本で行われるワールドカップにむけても弾みをつけておきたいところだ。

この大会のディフェンディングチャンピオン、D.デュバルは5アンダー10位とまずまずのスタートをきった。米ツアーは残り2試合だが、デュバルのシーズンはその後も続くことになっている。11月には日本のダンロップフェニックスに続き、T.ウッズとともにワールドカップに出場する。7月の全英オープン以来、目立った成績を残せていないだけに、今週は強いデュバルが見られるか注目したい。

日本勢は、日本でブリヂストンオープンに出場と強行スケジュールをこなしている丸山茂樹と、シーズン後半に賞金を稼ぎ、来シーズンのシード権を確実にした横尾要が出場。ともに1アンダーで70位と出遅れてしまった。