<不惑の戦士、横尾要はなぜ……?!>
2001年 テキサスオープン
期間:09/27〜09/30 場所:ラカンテラGC(テキサス州)
コースを熟知するJ.レナードが逃げ切り連覇達成
テキサスオープン最終日。初日から好スタートを切り、2連覇を狙ったJ.レナードが安定感のあるゴルフで順調にスコアを伸ばした。
3日目に7ストローク伸ばし猛追をかけたM.クーチャーは2番、4番でボギーを叩き、出遅れてしまった。しかし、5番のバーディをきっかけに復調し、14番パー5でスコアを伸ばし16アンダーでレナードに3打差まで戻した。
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この日スコアを伸ばしたのが、11アンダーからスタートしたJ.J.ヘンリーだった。1番でバーディスタートを切ると、14番までに6バーディを奪い単独2位に浮上した。しかし、15番でボギーを叩きクーチャーと並び2位に。最終18番ではピン手前1メートルにつけたが、バーディパットは決まらなかった。
16番の距離のないパー4では、各選手1オンを狙いドライバーを握ったが、首位をキープするレナードはアイアンを選択。点在するバンカーを避けフェアウェイをキープ。同じく最終組を回るクーチャーはナイスショットを見せたが、ピンをかすめ、ボールはグリーン奥のバンカーへ。結果的にこのホールでレナードが3パットのボギーを叩いたが、追う立場のクーチャーとしては最悪でもバーディを取りたかったのに、パーとしたのが精神的に辛かった。
続く17番でレナードはセカンドをバンカーに入れピンチになるが、パーをセーブすると、クーチャーはバーディパットを外してパー、その差は縮まらなかった。最終ホール、レナードはピン手前に2オンさせると、昨年とまったく同じ勝利のポーズをカメラに向ける余裕すらあった。地元テキサス出身のレナードが、この大会過去の2位が2回、そして昨年に続き連覇を飾るなど、相性の良さを存分に発揮した。
また、シード権確保を狙う横尾要は9アンダー9位からスタートし、10番から3連続バーディを奪うなど、一時は14アンダーで4位まで順位を上げた。しかし、14、15番で連続ボギー。しかし、今週の横尾は粘りのゴルフを見せ、最終18番は長いパーパットを気合いでねじ込み、満面の笑みでホールアウト、6位タイにくい込んだ。賞金ランキング125位というシード権内に1歩近づいた。