3選手によるプレーオフを勝ち抜いたベテランのW.オースティン（Kevin C. Cox／Getty Images）

◇米国男子◇サンダーソンファームズ選手権 最終日◇TPCディアラン（ミシシッピ州）◇7,199ヤード（パー72）

最終ラウンドもバーディ合戦が繰り広げられ、試合は通算20アンダーで並んだウッディ・オースティン、ダニエル・サマーヘイズ、キャメロン・ベックマンの3選手によるプレーオフに突入。1ホール目でただ一人、バーディを決めた49歳のオースティンが、2007年の「スタンフォード セントジュードクラシック」以来となる6年ぶり、ツアー通算4勝目を挙げた。

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3日目を終えて首位タイに立っていたサマーヘイズはこの日、序盤から伸び悩み、上がり2ホール連続バーディを決めて「69」として、なんとか72ホール目でトップに再び並んだ。しかし最終ラウンドで尻上がりに調子を上げ1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」で回ったオースティンの前に惜敗。前週の「ジョンディアクラシック」では最終日を単独首位で迎えながら逆転負けと、ツアー初勝利をあと一歩のところでの逃す試合が続いた。

通算18アンダーの単独4位にニコラス・トンプソン。女子ツアーで活躍するレクシー・トンプソンの実兄も首位タイから出たが、1ストローク伸ばしたのみ。17アンダー5位タイにビリー・アンドレード、カイル・リーファーズの2人が入った。