フロリダ州パームハーバーにあるイニスブルックリゾート・コパーヘッドコースで行われている米国男子ツアーの第43戦「クライスラー選手権」2日目。来期のツアーシード権をかけて優勝争いに加わりたい日本の久保谷健一が24位まで順位を上げてきた。

10番からスタートした久保谷は、出だし10番でバーディを奪うなど、インコースでスコアを1つ伸ばした。後半に入っても安定したゴルフを展開し、4番、5番で連続バーディを奪いこの日2アンダー。通算1アンダーとし、初日61位と出遅れたが24位まで急浮上。シード権獲得へ向けて望みを繋げた。

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2日目首位に立ったのは欧州ツアーで活躍するレティーフ・グーセンだ。前半の2番、5番、7番で3つのバーディを奪い流れに乗ると、後半も確実にバーディを積み重ねた。この日6バーディ1ボギーの通算7アンダーまでスコアを伸ばし、首位に躍り出た。グーセンは9月に欧州ツアー「トロフィーランコム」で1年ぶりの優勝を果たし、調子を上げてきている。明日以降の活躍に期待がかかる。

初日トップに立っていた若手のチャールズ・ハウエルIIIは、前半でバーディを奪うことができず我慢のゴルフ。しかし後半に入ると、徐々に調子を取り戻しこの日をイーブンパーでしのいだ。初日と変わらず通算5アンダーは4位タイと、順位を下げてしまった。今季はまだ未勝利なだけに、なんとしても今季1勝を挙げたいところ。決勝ラウンドでの巻き返しとなるか。