セルヒオ、流れ向いてきた!/ビュイッククラシック優勝インタビュー
2003年 ビュイッククラシック
期間:06/19〜06/22 場所:ウェストチェスターCC(ニューヨーク州)
丸山、タイガーともに5位タイ、明日は直接対決だ!!
米国男子ツアー第24戦「ビュイッククラシック」2日目。初日首位に立ったB.ベアードが2つスコアを伸ばし、2位に1位打差でトップの座を維持した。
2位に付けたのが5アンダーでまわったR.グーセン。欧州と米国の両ツアーで活躍しているグーセンは、今季まだ未勝利。一昨年前のチャンピオンとして臨んだ先週の全米オープンでも、カットラインぎりぎりで予選を通過したものの41位タイと不本意な成績に終わり、世界ランクもとうとうトップ10から降格してしまっている。そろそろ今年の初勝利が欲しいところだろう。
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注目のT.ウッズは初日の4位タイから5位タイへと順位を落としたもののトップに4打差と好位置をキープ。ただし前半の9ホールで4つスコアを伸ばしたのにもかかわらず、バックナインで2つスコアを落としてしまうタイガーらしくない展開。先週の全米オープンではタイガーチャージが“逆噴射”してしまっただけに不安が残る。
タイガーと同じく初日4位タイと好スタートを切った丸山茂樹も2つスコアを伸ばし5位タイにつけている。初日ノーボギーでラウンドした丸山茂樹も2日目は出入りの激しいゴルフを展開。3バーディ、3ボギー、そして1イーグルという内容だった。今季様々な故障に悩まさせているが、“調子は上向き”と語っている丸山。決勝ラウンドでの“マルちゃんスマイル”に期待したいところだ。
なお、先週の全米オープン覇者で初日2位タイと好調を持続させていたJ.フューリックは2日目スコアを落とし23位タイに大きく順位を下げてしまった。明日、好位置につけている丸山茂樹とT.ウッズが同組でラウンド。日本のゴルフファンにとっては最も面白い展開でムービングデーの3日目を迎えることになる。