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2012年 全英オープン
期間:07/19〜07/22 場所:ロイヤルリザム(イングランド)

B.スネデカー首位奪取、タイガー3位 武藤&藤本が決勝ラウンド進出

◇海外メジャー◇全英オープン2日目◇ロイヤルリザム&セントアンズ(イングランド)◇7086ヤード(パー70)

メジャー初優勝を狙うブラント・スネデカーが単独首位に浮上した。4アンダーの5位から出ると、6バーディを奪って「64」。2日間ノーボギーのまま、前半36ホールの全英最少ストロークタイ記録となる「130」をマークして通算10アンダーにスコアを伸ばした。

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初日トップのアダム・スコット(オーストラリア)が1打差の9アンダー単独2位。そしてタイガー・ウッズが、最終18番でバンカーからのチップインバーディを決めるなど2日連続で「67」をマークし通算6アンダーの3位につけている。世界ランク1位のルーク・ドナルド(イングランド)はスティーブ・ストリッカーらと並び2アンダーの11位タイ。

そして日本勢では武藤俊憲が「72」とスコアを落としたものの、通算1アンダーの15位タイ。メジャー初挑戦の藤本佳則が1オーバーの40位タイで決勝ラウンドに進んだ。

一方で通算4オーバー、84位タイに終わった小田孔明ら6選手は予選落ち。石川遼は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「72」と巻き返せず通算6オーバーの109位タイ。谷口徹は通算7オーバー、藤田寛之高山忠洋は8オーバー、市原弘大は10オーバーとなり2日間で姿を消した。

<スネデカー、初メジャーへ向け首位浮上>
聞く方も聞く方だが、答える方も答える方だ。「我々は君がプロとして優勝したことも知っているけど、多くの英国人たちはブラント・スネデカーとはなにものだと言っている」。「多くのアメリカ人もそう言っているよ(笑)」とスネデカー。「質問に答えてもらってよいかい?君はどんな人間なんだい?」

それに答えたスネデカーは、自分はすごく楽天的で、家族と兄弟に助けられ、自宅では16カ月の女の子(娘)と結婚している。彼女が欲しいといったものは、なんでも手に入れているよ、とその子煩悩ぶりを告白した。

まだギャラリーの認知度は低いかもしれないが、この2日間のゴルフは圧巻だ。36ホールで奪ったバーディは10個を数え、ボギーはゼロ。パーオン率は86%と抜群の安定感を誇っている。08年の「マスターズ」では最終日最終組からスタートしたもののチャンスをつかめず、悔し涙にうちひしがれたが、あれから4年。成長し、父親になって再び偉業に挑むチャンスが巡ってきた。

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