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2011年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:コングレッショナルC.C(メリーランド州)

R.マキロイが首位発進! 石川遼は62位タイ

海外男子メジャー第2戦「全米オープン」が6月16日(木)、米国・メリーランド州にあるコングレッショナルCCで開幕した。その初日、ロリー・マキロイ(北アイルランド)が6バーディ、ノーボギーの「65」で回り、2位に3打差をつける6アンダー単独首位と絶好のスタートを切った。初日に3打差以上をつけて首位に立ったのは、1976年大会以来35年ぶりのこと。

3アンダーの2位タイには、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)とY.E.ヤン(韓国)。2アンダーの4位タイに、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、キム・キョンテ(韓国)ら6人が続く。日本勢では、久保谷健一が2オーバーの45位タイ、石川遼が3オーバーの62位タイの滑り出し。藤田寛之は8オーバーの145位タイと大きく出遅れた。

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<今度こそ!マキロイがメジャー初Vへ好発進>

22歳のマキロイがメジャーの大舞台で“またも”ロケットスタートだ。6バーディ、ノーボギーの「65」。2位以下に3打差をつける6アンダーで飛び出した。18ホール中、パーオンを逃したのは14番だけ。その1ホールも4メートルのパーパットを沈めた。「あのホールを除けば、全くストレスの無い展開だったよ。ドライバー、アイアン、パットすべてがいいコンビネーションだった」と安定感抜群のプレーを自賛した。昨年の「全英オープン」では初日「63」をマークするも、トップで迎えた2日目に「80」と後退。今年4月の「マスターズ」では最終日の前半9ホールを終えた時点で単独首位に立っていたが、大失速して結局15位タイまで沈み、メジャータイトルを逃し続けてきた。それだけに表情に緩みはないが「オーガスタでは良い経験をしたんだ。そしてたくさんのことを学んだ」と深めた自信を武器に4日間を戦い抜く。

<始まりと終わりに苦しんだ石川遼

昨年に続く2度目の全米オープン出場となった石川は初日、スタートでつまずいた。「緊張していた」と言う出だしの10番(パー3)でティショットをグリーン手前の池に入れ、ダブルボギー発進。その後は落ち着きを取り戻し、難コースを相手に3つのバーディを奪ったが、終盤8番、9番の上がりの2ホールでラフからの攻略に苦しみ、連続ボギー締め。「ショットはすごく良くて、スコアを伸ばしたいという内容ではあった」と振り返っただけに「ダブルボギーからのスタートだったが、そこから崩れずに最後は踏みとどまりたかった」と後味の悪いフィニッシュを悔いた。それでも予選通過へ向け「ドライバーはすごく良かったので、あとはアイアンですね」と手応えもある。2日目の巻き返しに期待したい。

<石川と同組のY.E.ヤンが2位タイでスタート>

2009年の「全米プロ」でアジア人初のメジャーチャンピオンとなったヤンが首位と3打差の2位タイと好発進を決めた。予選2日間はアンソニー・キム、そして石川とラウンド。出だしの10番(パー3)、石川とキムが相次いでティショットをグリーン手前の池に打ち込んだ直後、5番ユーティリティできっちりグリーンをとらえ、5メートルを沈めてバーディ発進した。「実は、10番のティグラウンドに立って石川遼アンソニー・キムが池に入れるのを見るまで、このホールをあまり怖いとは思ってなかったけれど、彼らが池に入れるのを見て、『これは本当にタフなホールだ』と思った。幸い、きっちりとグリーンをとらえてバーディをとることができたけど、打ったときはグリーンに乗ってくれと祈っていた」とホールアウト後は苦笑い。そのまま勢いに乗って5バーディ、2ボギーの「68」。微妙な距離のパーパットを沈める粘り強さも光った。

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