初日の出遅れから尻上がりに調子を上げ、今季4勝目を飾ったT.ウッズ（Gregory Shamus /Getty Images）

ミシガン州にあるウォーウィックヒルズG＆CCで開催されている、米国男子ツアー第31戦「ビュイックオープン」の最終日。通算20アンダーとして、タイガー・ウッズが今季4勝目を手にしている。

単独首位で最終日を迎えたタイガーは、優勝争いのライバルたちが伸び悩む中、一人着実にスコアを伸ばして前半を終える。後半はきっちりとパーセーブを続け、終盤16番でバーディを追加。首位のポジションを揺るぎないものとし、2位に3打差をつける通算20アンダーでフィニッシュ。強さを見せつけたタイガーが、「全英オープン」での予選落ちの屈辱を見事に払拭。今季4勝目を華麗なる逃げ切り勝利で飾った。

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通算17アンダーの2位タイに続いたのは、ジョン・センデン、グレッグ・チャルマース（ともにオーストラリア）、ローランド・サッチャーの3人。特にサッチャーは、3連続バーディを含む8バーディ、ノーボギー、この日のベストスコア「64」をマーク。怒涛の追い上げで大会を盛り上げた。

通算16アンダーの単独5位にはY.E.ヤン（韓国）。続く6位タイには、ベン・クレインとマイケル・レッジの2人。なお、4位タイと優勝を狙える位置からスタートしたマット・ベッテンコートは、1番パー5で「10」を叩いていきなり優勝争いから脱落。ニック・ワトニー、ケビン・ナ、ロリー・サバティーニ（南アフリカ）らと並び、46位タイでフィニッシュしている。