2005年 ビュイックオープン
期間:07/28〜07/31 場所:ウォーウィックヒルズG&CC(ミシガン州)
タイガー「61」の猛チャージ!ビジェイが首位奪取
ミシガン州、ウォーウィックヒルズG&CCで行われている、米国男子ツアー第31戦「ビュイックオープン」2日日。11アンダーという怒濤のバーディラッシュで、通算12アンダーの単独2位に浮上して来たのがタイガー・ウッズ。そして通算13アンダーとし、1打差をつけて首位を守ったのがビジェイ・シン(フィジー)。この日は、世界ランク1位と2位が、その力を存分に見せつけた。
主役の座は、この男をおいてほかにいない。68位タイから単独2位へ、まさに爆発という言葉がピッタリくる「タイガーチャージ」だった。始まりは3番でのバーディ。これでペースを掴むと、5番から何と5連続バーディ。さらに13番、14番では連続イーグルを決めるなど、その勢いは誰にも止められなかった。明日からの決勝ラウンド、タイガーが、どこまでスコアを伸ばして来るのか非常に楽しみだ。
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そして、もう1人忘れてはならないプレーヤーがいる。初日7アンダーの2位タイにつけ、この日も7バーディ1ボギーとクレバーなプレーで6つスコアを伸ばし、首位に踊り出たビジェイだ。2日目はタイガーが凄すぎて、やや陰に隠れた感があるが、その安定感は抜群。2人のトップ争いは熾烈を極めるに違いない。
以下、単独3位には通算11アンダーでクレイグ・バーローがつけ、通算10アンダーの4位タイグループには、ジェイソン・ボーンら6人がひしめく展開。この中から誰が抜け出してくるのかにも注目だ。
最後に日本勢だが、田中秀道は前日に続き、この日も3つスコアを伸ばしたものの、通算6アンダーでポジションは30位タイ止まり。明日以降は、持ち前の勢いのあるゴルフで、さらにバーディを積み重ねて欲しいところだ。また、谷原秀人は1オーバーの130位タイで予選落ちを喫している。