3番で2連続バーディを決めた石川遼。雨の中、ノーボギーで13番までを終えた

カリフォルニア州のリビエラCCで開催されている、米国PGAツアーの第5戦「ノーザントラストオープン」の2日目。朝から雨が降り続け、最終組の1つ前の組でスタートした石川遼のプレー中には、強い風も吹いた。その状況下で3アンダー暫定9位タイスタートの石川が、スコアを2つ伸ばした。13番ホールを終えたところで日没サスペンデッドになったが、暫定7位まで順位を上げている。

雨の中でのプレーということで、ショットの前にはクラブヘッドを入念にタオルで拭くルーティンを行った石川。「これだけ嵐みたいに降ったけど、気分は全然晴れというか、晴れてはいないけど曇り位でプレーできました」と、13ホールをノーボギーでラウンドし清清しい笑顔でクラブハウスに戻ってきた。

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暫定で首位に立つのは10アンダーのスティーブ・ストリッカーと残り2ホールでサスペンデッドとなったダスティン・ジョンソンの2人。ストリッカーは「雨の中でプレーするためのキーポイントは、耐えることとショートゲーム」と冷静に分析。その心がけを生かして、この日6ストローク伸ばした。3打差の7アンダー暫定3位にはアルゼンチンのアンドレス・ロメロ、さらに1打差にジャスティン・ローズ（イングランド）など3人が並んでいる。

石川以外の日本勢は、初日に2オーバーの暫定102位タイと出遅れた今田竜二が、15ホールを終えてスコアを3つ伸ばし、通算1アンダーの暫定29位タイに急浮上。一方、3オーバー暫定115位タイからスタートした丸山茂樹は、第2ラウンドを1オーバーでホールアウトし、通算4オーバーの暫定92位タイ。予選通過が難しい状況となった。

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