イエローボールに「くわしほ」 感覚派・桑木志帆がメジャーを制したギア
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 最終日(2日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
桑木志帆が日本勢として史上7人目の女子メジャー制覇を遂げた。ともに首位と3打差の2位から「70」で回ったエスター・ヘンゼライト(ドイツ)と通算5アンダーで並び、突入したプレーオフの2ホール目で決着。6月の国内女子ツアー「宮里藍 サントリーレディスオープン」優勝時と同じギアでビッグタイトルを獲得した。
5月に投入したピレッティの「ツアーオンリーGSS」を除くクラブ、ボールはすべて契約を結ぶブリヂストンスポーツ製。5月初旬の「NTTドコモビジネスレディス」からはロフト48度と52度のウェッジを新製品「BITING SPIN 2」に替えた。
同社の用具担当スタッフ(ツアーレップ)・森祐輔氏によると、桑木は生粋の感覚派。調整をやり取りするときの表現も独特だ。「これまでで一番笑ってしまいました」と明かすのが、UTをテストしていた桑木のひと言で、数球打つなり、「『一緒に遊ぼう』って言っても、遊んでくれないクラブです」とお気に召さない様子。「操作性が足りない、という意味なんです」(森氏)。結局、別のモデルを試すこととなった。
ボールを投げても、バットで打っても、はたまた蹴っても、抜群の運動神経の持ち主であることが分かる。普段から取り組む、ドライバーからウェッジまであらゆるクラブでのライン出しは、リンクスコースで真価を発揮した。アイアンのシャフトのバランスを番手ごとに変えるのも、持ち合わせた感性の高さを示している。
黄色いボールを使うのは同社契約選手では他に徳永歩だけ。桑木は長年、このイエロータイプを愛用してきた。弾道の行方や、同伴競技者の球との違いがすぐに分かるコースでの視認性の高さがお気に入り。「B」、そして「くわしほ」(くわき・しほの略)と刻印されたモデルで世界を制した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:ブリヂストン BX1LS(9度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ BB(重さ53g、硬さS)
グリップ:イオミック
フェアウェイウッド:ブリヂストン B1ST FW (3番15度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ WB(重さ53g、硬さS)
ユーティリティ:ブリヂストン BX2 HY(3番19度、4番22度)
シャフト:三菱ケミカル TENSEI 1K ハイブリッド 70HY(重さ70g台、硬さS)
5I~PW:ブリヂストン 241CB
シャフト:日本シャフト NSプロ850GH(硬さS)
ウェッジ:ブリヂストン BITING SPIN2(48度、52度)
シャフト:日本シャフト NSプロ950GH(硬さS)
ウェッジ:ブリヂストン BITING SPIN PROTO(58度)
シャフト:NSプロ950GH(硬さS)
パター:ピレッティ ツアーオンリーGSS
ボール:ブリヂストン TOUR(ツアー)B XSイエロー