2026年 AIG女子オープン(全英女子)

前日はハイタッチで激励 桑木志帆が渋野日向子に続く“岡山から全英制覇”

2026年 AIG女子オープン(全英女子) 4日目 桑木志帆
同郷の先輩・渋野日向子に続く「全英女子」制覇となった

◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 最終日(2日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)

3打差2位から出た桑木志帆がプレーオフを制して、メジャーの頂点に立った。3バーディ、2ボギーの「70」をマークし、通算5アンダー。メジャー2連勝中だったユ・ヘラン(韓国)と連日の2サム同組でプレーするなど、並み居る世界トップランカーを相手にキャリア通算8試合目の大舞台で最高の結果を出した。

日本勢7人目のメジャー制覇を全英女子で遂げたことも運命的と言えるかもしれない。メジャー昇格前の1984年に大会を制した岡本綾子を含め、2019年の渋野日向子、前年の山下美夢有に続く4人目のチャンピオン。同じ岡山出身の渋野は小学生時代から知っている間柄で、7年前の快挙にも日本でくぎ付けになった。

全英女子は昨年初めて出場し、4位発進した翌日に「81」と崩れて予選落ちを喫した。米ツアー参戦を目標に掲げ、今季メジャーへのスポット参戦はこれで4試合目。同じフィールドで戦う機会が増え、身近な存在だった「日向子ちゃん」に対するリスペクトの思いはいっそう大きくなった。「いざここに来て、その中で勝てたんだと思うと、やっぱりすごいなって」

渋野も、桑木が2024年6月の国内ツアー「資生堂レディス」で初優勝を飾った時には祝福のメッセージを送るなど米国で戦いながら活躍を気にかけてきた。資生堂レディスの時も日々のニュースから動向をチェックしており、「勝つ前の『去年の忘れ物を取りに来た』ってコメントを見て、ジーンと来ていたんです」と明かしていた。「岡山はね、尾関彩美悠とかも頑張ってる。『負けとられん!』って感じです」とも。地元の後輩にたっぷりと刺激をもらっている。

前日3日目、桑木は最終組でのスタートに備えて練習しているタイミングでコースに足を運んでいた渋野とバッタリ遭遇。力強いハイタッチを交わした2人が歴代優勝者として名前を刻むこの大会は、岡山にとっても特別なものとなるはずだ。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)

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